玉である生駒御前は、信長もテンも両方が欲しい。テンが欲しい理由はカイとの未来のため。信長が欲しい理由は濃姫との未来のため。どっちもどっちであるが故に、お互いが嫌い合う。
ただそう考えると、信長にとっての濃姫ポジションはテンにとってのカイなので、信長は無意識にカイには甘いように思います。
だって信長はどう考えても「生駒をよみがえらせるために神になる」タイプですから。
生駒様の「笑ってくれたら、逝けるのに」がとてつもないことだとわかります。いやあの夢の痕から来た願いがよくもまあそんな方向に行くもんだ。そんな期待が出来る蝶姫はすげえ。
「女の体は家や殿方のもの。でも心が向く先は、必ず、自分で選べる」だからたぶんそーいうところを信長は捕まえたいと思っちゃったんでしょうよ。
「自らを律し、駆り立てる精神がない」何者にも属さないからこそ、王になるのではないかと思うのはたぶん天愛の影響です。アルフレートは何にも属さず、居場所を求めていたけれど、だからこそ自由でいられた。
「柱となる精神がない」それは信長も一緒。八つ当たりじゃないですかーと思いますが、その柱であるところの蝶姫を信長は手放すことが出来んのだろうな。
市姫は松岡某に弟子入りしたらいいと思います…冗談。じゃあシンジ君でいいですか?(それもどうかと)
「あの顔とあの根性が目の前にあったら、すっきり気分よく逝けそう」ルイスはヤンデレ好みだったんですかそうですか…(なんか違う)
まずは自分を信じよう。市姫はあの織田の一族らしく、やっぱり柱がない子でしたが、その素直さが半端なかったですね。自分を信じようなんてまっとうに言われたらそりゃ斬られてあげる気にもなるってもんです(そうか?
ルイスはイエズスから日本を守る、むしろ日本にいる信長=神がイエズスの上にたつことをイエズスへの復讐としたい。それがあれば神になれる。神になれば一緒にいられる、だから信長はルイスと共にいる。因縁怖い。
神が神だけではいられなくなったのはなぜだろう。人の世を支配せねばならなくなったのは、神の代理人が世を支配する世の中になったせい。ぜずす様はそんなことしなかった?でもあの時もローマ帝国は恐れたと思う。昔からそう。思想は時に暴力を生みだす。