犠牲の神

誇り高いカオヤイが愛するにふさわしい女になりたいと、真巫女になることを承諾したスーリヤ。ちょ、スリウォンそれでいいのか。いやわかるけど、ティエンマにまさか諭されるとは思わなかったけど!

 

親友をテロで殺されて腑抜けになったO2。ここで初めてマリリンの話題が出てくるのかな。最初に読んだ人の衝撃はいかほどのものか。まあそれでもフリーダの存在くらい滅茶苦茶なものはないけれど(しかもそれが喪神で出てきてたとは)

 

そしてブラナーとティエンマのわだかまりを解くアスカ。あれ、アスカさんものすごくイイ女じゃないですか。 ティエンマがちょっと可愛い。子供になれなかったのかもしれないなこの人。

カオヤイの生き方とはもしかしたら正反対かもしれない(彼女たちは弱者であるから)、ただ精神は強くあろうとしているような。

「“カオヤイ”に恋しているの。美しく強く優しい。そんな自分で有り続けることに誇りと命をかけているあなたたちに」

 

「お前が死んだら…みんな死んじまえばいいってオレは本気で思ったぞ!」「それを世間では身勝手と呼ぶんだよ」

ニコルさん大人げないです。というかおまえさんとこの王子様もそのケがありますよ。あとあなたの将来の上司も。身勝手が多くて大変ですね。あなたもそのケがあるけどね実は!

 

「オレは誰を傷つけてもタウだけは裏切らない。そう決めたんだ」

ブラナーってたいした人たらしだな。タウだけは死んだらいけない人だったと思うんだ…ブラナーのためにね。。

つうかタウとブラナーのやりとりがガチすぎて泣ける。ブラナーにとってティエンマはなかなか振り返ってくれない人だけど、タウはいつもそばにいるからいるのが当たり前になってる人なんですね。