南禅寺

無鄰菴で超絶あらぶった後は、南禅寺の三門へ。時間がないので中まではちゃんと入ってません。今度来ようっと。

南禅寺

さすが臨済宗の総本山、でかい。し、立派だし、人通りが多い。いやもうガタなんぞとはえらい差です。
(しかし私は永平寺に行った時の同級生のぽかーん顔も忘れてはいないのであり)

三門にのぼる階段は急でしたというか私松本城より急な階段にはお目にかかれないと思っていたんだ…。これフラグでした。まだ急な階段が世の中にはあった。

この三門は寛永5年、藤堂高虎大阪夏の陣の倒れた家来の菩提を弔うために再建したもの
あの大阪夏の陣における高虎様と言えば、私の中では悲惨の一言しか印象がないのですが、だからこそ再建したのかなあと(家康に対する見せつけ?の意味も込めて)。
歌舞伎「楼門五三桐」の石川五右衛門の伝説で有名です。
五右衛門の「絶景かな絶景かな」を見に上ったと言っても過言ではないよ!

確かに絶景でした。
京都は盆地ですが、そう改めて認識できるような。(いや私その歌舞伎見に行ってないから、シチュエーション知らんけどね!)
そして内陣には、家康や高虎の像があって、ますますこれは「ね、藤堂家徳川様に味方したでしょ?」ってための再建なんじゃないかと言う気持ちが高まりげふんげふん
あと天井が探幽と聞きここでもかブルータス!という気持ちになりました。
案外ガタは南禅寺にも美を見出していて、だからこそ近くに別荘を構えたんじゃないかという気にもなったり。

この三門の右側にある石灯籠は、大きさでは東洋一と言われるレベルで、銘文は崇伝によるものとされているそうですが、ちょっと待て、
それと同じ大きさレベルの石灯籠、私さっき無鄰菴で見たぞ。
もうあれでしょガタ、認めちゃいなよ。好きだっただろここのこと。真似ッ子したんでしょ…。

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ここからタクシーを使って(正直バスを暑い中待つのが面倒だったのだよ)、半兵衛麩に向かいます。