Budapest 観光 2015.2

なにぶん今回も周遊なので朝から頑張ってブタペストの観光をすませますよっと。

地下鉄の10回チケが2800ft。真面目にチェックされているので、チケットは買う必要がある。ベネチアとは違うのだよ。
そしていちいち買うのも面倒くさいもんね。まあ昨日の東駅では浮浪者がはやし立てててうっとうしかったから1回分さっさと買って逃げてしまったけど…。
ブタペストの街自体が小さいので、頑張れば全然歩けますが。

国会議事堂ツアー

事前に予約済み(4000Ft)。このあたりは典型的な欧米人やアジア人が旅行で来てます!感があって素晴らしく居心地がよかったです。
家族できゃっきゃしていて勝手に衛兵さんと写真撮ったりしているし…微動だにしない衛兵さんは目線だけ動かしている。
私も交じってそのノリでこっそり盗撮してみたけれど、しっかりバレていたらしい(と友人に言われた)。

右横から入る、と書いてあったらしくて、ていうかどこから見て右横だよとなりながらなんとなく衛兵さんから見て右横に行って(ドナウに会う方)みると、確かに半地下みたいなところに入口があり。
その横にはイシュトヴァーンの像もある。
イシュトヴァーンについて勉強したけど完全に忘れたわ。私彼はトルコの人かと思ってたよ。(ひどい)
マジャール人で、ハンガリーを統一した人。確か、息子イムルが亡くなって晩年は悲嘆にくれて死後は内乱になったとか。
どっかで聞いた話だなあ。。清盛と越後をまぜこぜにした感じですね。

10時開始のツアーにもかかわらず無茶苦茶厳しい身体検査があって遅れ気味。
私も鳴ったけどたぶんあれはズボンのボタンだわ(スルーされた)。ていうかあらゆる人が鳴っていたけれど、一応国会議事堂だもんね、それくらいあっても当然か。(日本ってどうなんだろう)そして厳しくする意味はないと思う。。なぜならチェックの人が結構スルー気味だから意味ないんじゃないかなって。
ツアーは一応英語ツアーで。135段の階段をのぼってください、足が駄目な人のためにエレベーターがあるよと言っていたが、その瞬間皆ざわとなっていた。エレベーターでのぼらせろよと思ったに違いない。
英語が途切れ途切れ過ぎてわからんかったし英語力が落ちたからかもしれないが、綺麗には聞きとれなかった。

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世界一美しいと言われている国会議事堂。天井が合計2kgの金で出来ているとか。財政難ではがして売り払わないことを祈るのみである。
タバコ置き場。演説がつまらないとタバコでうまり、ききいっているとタバコが燃え尽きるまで持ち主が出てこない、とか。仕事しろと思ったのは私だけではあるまい。だからヨーロッパというやつは。
王冠があったが、無くなったりとか埋められたりして曲がってしまったとか。
王冠の周りにも2人衛兵さんがいて、時間になると点対照で周囲を回るんです。足がピーンとなってるあたり割と面白かった。これってどう考えても2人は恋におちるか敵意がわくかどっちかでしょと思ってしまった。いつもそんなペアで観光客がくるたびにこれではね。
議会で使われてて中は全く見えなかった。ちっ。

この観光客の中に、日本人の女の子たちがいて、まあ我々と一緒やなと思いましたが、やっぱアジア人とは服装が違うよ。寒いのにタイツ+ショートブーツとかすごい女子力。

漁夫の砦

ドナウ川を渡った向こうに、王宮などなどたくさんの観光地が密集している。
一応王宮にはバスがあるらしく、地下鉄からだと、通称“赤い地下鉄”のセール・カールマン広場駅から出ている。(この駅はかつての「モスクワ広場」駅。名前が変わった理由はなんだろう。この支配からの、卒業!なのだろうか。そんなとこまでソ連きてるかなあ)
駅を出て向かいの階段を上がったヴァールフォク通りVarfok ut.に停留所がある。16番、16A番、116番の3種類でいけると。
しかしそもそも駅前は工事中で、意味がわからないくらいぐちゃぐちゃになっていた。しかも雨のあとでぬかるんでいる。はっきりいってコンディションは最悪で、転ばないようにと念じながらいったりきたりした。しかも116番は出たばっかりだった。。
16番や16A番のバスを探したがなくて、なんかもう色々探してみたけど、そしてチケット売ってそうな人にも聞くけど知らないという衝撃の返答をもらった。(今から考えるといくら国際線のチケット売ってるとは言え、さすがにあの近い距離の王宮を知らないのはどうかと思うのだ。。)

さまよっていた我々にtaxiの運転手さんが話しかけてくれた。そして歩くといいよと教えてくれた。。
普通に商売っけ出せよー!とか言いながら山登りを開始すると意外とすぐ三位一体広場へ。場所はまったくわからなかったが、途中にミシュランの星が出ているレストランがあったし、さらにのぼっていった途中にはヒルトンがあって、まあだいたいいい道にいるなと安心した。安心安定のヒルトン。海外に行くとこういうブランドというものがどれほど安心感を抱かせるか実感する。

ちなみに普通に裏から行ってしまったのだ。そして表からはバスが次々と…。
後から知ったが普通に市街地から出ていた。が、どこが停留所だったかは不明。ま、まあ外務省HPにも普通にスリバスとか書いてあるレベルだから乗らなくて正解だった!ということにしておいた)

近くの漁夫の砦はバルセロナのガウディが作った公園やら屋上やら(カサ・バトリョだったか?)と同じ匂いを感じた。よくわからない石造りの曲線は好き。景色が見下ろせるところも。ドナウは美しいし、外から見ると議事堂も素晴らしかった。