Budapest 2015.2

ウィーン西駅からハンガリー東駅への電車は、いつもの(以前にヨーロッパ周遊したときの)雰囲気の電車だなあという感じでした。お向かいでね。充電器もあったしね。
席を取られてることまでは(たとえ指定席でもね)想定の範囲内だったけど、まさかそれがユーレイルパス使ってる日本人だとは思わなかった。iPadもってる系の子だったけど、「車掌さんに何も言われなくて…」ってそりゃあ言われないよあなたここはヨーロッパですwwと思いました。
ウィーンの小さい駅で降りたから大丈夫でしたけど。あの子がこのままハンガリーに乗ってたらちょっと大丈夫ですか一人旅って思うところでした。(上から目線)

さてハンガリーに行くにつれて暗くなるし寂れてくし、さすがと言った雰囲気に。途中でたくさん人乗ってきたけど、遅れることもなく到着しました。
東駅もややボロいし、フランスのtours駅にちかい。一国の首都の駅とは思えない。線路はたくさんあるけど、使うとこないやろって感じ。
友人と共に駅でフォリントに変える間も目の前で堂々とおっさんが近づいてくるしうざい。久しぶりにうざさを感じました。ローマかここは。
そしてinternationalのチケットをゲットするわけですが、窓口オンリーで、ザグレブへのチケットもうなづきながら手書き。。いつでるかわからなくて(ハンガリー語も英語もよくわからんレベル)、もう一度聞き直したら、ちゃんと印刷された時刻表をくれました。慣れてる…慣れない旅行者に慣れてる。。。
ブタペストザグレブ間は飛行機はないし、割とひどいからね!調べても夜行バスか列車しか出てこないし、列車の予約は出来ないし、なんなのこれ!!って思ってた。慣れるくらいならもっとわかりやすくしてちょうだい!!)

大丈夫かこれと思いながら、地下に入ると、意外と近代的。改札におっさんもたっててしっかりvalidateチェックしてます。(でも荷物持ってた友人がうっかり反対のエスカレータに乗ろうとして笑われてたわ…おまえら…)東駅直通の3番線は近代的ですが、ホテルのため乗り換えた1番線はすっげー古かった。後ろのヴィトン持ってるおねーさんの安心感。安心安全のヴィトンさすが。
駅から上がると雨は降ってるしマジ萎えしましたが、繁華街の中のホテルだけあってすぐたどり着きました。またもMercure。でも今回は場所がよかったし割と大きめでしたよ!さらにレストランのチョイスが素晴らしい!!

雨降っててめんどくさいので、ホテルのおすすめのレストラン、 Evidens Bistroへ。
その周辺は結構レストラン街でしたが、ホテルで聞いてここ!と言われたので行きました。他のお店も割とよさそうだったけど、格式高そうなお店もあった。
対応してくれたおっさんがまじでいいハゲだった。わかりますか、気さくなヨーロッパのハゲですよいい意味です!日本人の小さき民よという感じでもなく、かわいこちゃん(身長的な意味でな!!)食べてって!みたいな。half portionも対応してくれたし。
ハンガリーはフォアグラが美味しいらしく、まあがっつり頼んではみたものの、そんなでもない…ハンガリーでのフォアグラの扱いと日本のフォアグラの扱いは違うのかなあ。
しかしペンネのチーズは美味しかったぞ。たいてい友人は残すので私はがつがつ食べておりました。
何より貴腐ワインが最高に美味しかった。あの甘いワインを飲んでからはどんなお酒飲んでも「甘さが…あのくどいほどの甘さが…」ともだえるようになってしまった。

帰りに鎖橋から王宮みたけど、なるほど美しい。
今までブタペストがドナウの真珠とか呼ばれてると聞いていたけど、またまたー、どうせスペインランブラス通りみたいなオチなんだろ!?と疑心暗鬼になっていたが、少し雨にけぶる中でも本当に素敵なライトアップだった。
川沿いにある高級ホテルに泊まればたぶん夜景を見ながら眠れるんだろう。
すっかり好きになった。
繁華街近くをふらふらしていたので、別にそんなに危なくなかったです。やはりノリとしてはイタリアくらい。まあ歩けるな、なんか変なおにーちゃんいるけど普通の親子連れもいるな、くらい。