機内で見た映画

  

 

そのほか、私が機内で見てなぜか最後涙ぐんでいたのが「八日目の蝉」です。

いや、本屋で見たことあるからなーくらいの気合だったんですけど、そして飛ばし飛ばし見ていたんですけど、これがまた乾燥した機内でも涙目になったんだから相当です。

でも何に泣けたって考えてもやっぱり答えは出ない。

1番は本当のお母さんが可哀想すぎないかってことです。

 

悪いのは浮気して離婚するする詐欺してるお父さんだとは思うんだ。だけど、亮ちゃんがいつか言ってた「悪い人と、悪い出来事は、分けて考えないと」っていうのが頭をよぎる。お父さんはそういう人だったから、それでマイナスに働いたことが今回の事件につながったとしても、その優柔不断さ、で救われたこともきっとあったのではないかと思っている。

そしてお母さんが確かに追い詰められて「からっぽ」と妊娠しながら相手を罵りに行ってしまったのもマタニティーブルーだと思えば納得する。マタニティーブルーて横文字使ってるけど、ホルモンバランスの上下に悩まされてる立派な病だと思うし、それでも頑張って産んだお母さんは偉いよ。

 

1番子供が手がかかる(そして育児で楽しい…のだろうか)時期を横取りした永作さん。その時期に頑張って愛情注いだ彼女も偉いと思います。これが犯罪行為でさえなかったら彼女の行動は賞賛されてしかるべき(例えば本当の両親二人が死んでしまったとかなら)。

永作さんと成長した井上真央が会わないで愛を悟るところが、現実的というか、思い出から愛を得ている気がする、、けどなあ。でも最初の永作さんの「感謝しています」は本当のことでしょうし、「うまくバトンタッチできなかったのかなあ」っていう硝子の街にての言葉(誰だっけ、ヨウコの子供)を思い出します。ここまではあなたが愛情持って育てた、ここからは私ねってできなかったのが。まあそれができたら普通の親じゃないっていうか悟りの境地過ぎて引くわ。

井上真央がずーっと寂しそうで生きづらそう。恋人がブミ、、、じゃねえよ劇団ひとりというのも衝撃でした。たぶんこれは無意識のうちに親性(父性とか母性とかそういうのひっくるめた総称)を求めてたってことでFA?

 

もともとワカドクロで好きだった小池栄子が、地味でオタクくさくて、ちょっと変なルポライターやってて、この役が一番好きでした。あんなずっと内股でダサい衣装着て気持ち悪い喋り方している人があの無界の里の長やってたとか信じられん。あの人演技派ですよ。

 

最後の中嶋美嘉の曲聞きながら涙目になったってことはこの曲のせいかな。。

きっとだけど、こういう誘拐じゃなくてもたくさんこういうことはある。私も嫁姑戦争の中のおばあちゃんっこだったから、たぶん母はこういう気持ちでいたんだろうな。そして私の中にいまその記憶はほとんどない。 

 

 

 

ガリレオ

ガリレオシリーズは福山雅治柴咲コウしか知らなかったので、新しい吉高さんになってるとは。

吉高さんは紅白の「みんな暇なの」発言に笑い死にしそうになりましたが、キャラに忠実なという印象かなあ。学者は社会に貢献してこそでしょって発言は好きだった。

あと最後に柴咲コウ福山雅治が指輪、、じゃねえや誕生石あげるのにめちゃくちゃ萌えたの私だけですか。なにそれ理系にとっては愛の告白じゃねえええええか!!

 

全く知りませんが(「私失敗しないので」だけ)、山本耕史のオペ準備シーンに笑い死ぬかと思いました。いやオペ室入室してみんなと握手、そこまではいい。それで?ポッケから出した謎のお手拭きで手を拭いて?思いっきり清潔手袋に手をつけながら装着して?オペ着をもんのすごくスタイリッシュに着るとか?

清潔野どこいった

ていうかせめて患者の消毒してから清潔になりな

しかも土方とか狙ってきてるよね。懐かしいですね副長大好き。

あと麻酔科、ロングならせめて目パッチしてあげてください。