太陽のパスタ、豆のスープ

30間際になって、しかもこれだけ状態が整った上で婚約破棄とかなかなか心に傷を負うから、譲さんはもう少し落ちついてからのほうがよかったのでは。もしくはもっと前。
新居決めたりする時は優柔不断だったのかな。よくわからない。

まあいいや、そんなことではなくて、そこからのあすわの再生物語。
ロッカさんの、ドリフターズ・リスト。
やりたいことを見つける。やりたいことがわからなくても。消したり意味がないって思いながら。
30歳ってひとつの転換期として、まだやれるって時期ですよ辛い。
30超えたら焦らなくなるのかなあ。やっぱり人生60歳くらいがいいのかもしれないね。
60歳でやり残したことたくさんあるって思いながら死んでいくのがさ。

京ちゃんも桜井さんも、やりたいことがすごくしっかりしている人に見えるけどなあ。
そこにいくばくかの、いや、もっともっと多くの苦労があっても、あすわにはやっぱり輝いている人に見えると思う。
というかオネエ系の美容師とかこちとらせかキラで慣れているw

きれいになりたい。自分らしくなりたい。
でも探すほど自分にはなにもないって自覚して、そこから新しい自分を作っていくのもなかなかの作業だと思う。

毎日のごはんがあなたを助ける。
何もすることがないとか、何もする気になれないときは確かにごはんを作るのは一つの選択肢であると思う。すっきりするし(あつくなるけど)。

どうでもいいけどラストとんとん拍子にいきすぎじゃないですかって思ったけど、譲さんにかわる恋の予感はあっても何も発達してないからやっぱりこうやって仕事に生きるしかなくなるんですよねわかります(つら

 

太陽のパスタ、豆のスープ (集英社文庫)

太陽のパスタ、豆のスープ (集英社文庫)

  • 作者:宮下 奈都
  • 発売日: 2013/01/18
  • メディア: 文庫