烏に単は似合わない

こういう力技して許されるのはオリビエオスカーシュタインだけなんだよ!(拳ダンッ
という感想を抱いた若宮登場シーンでした。
あのカラワンギシリーズは作者のスランプと相まって、もうこうでしかまとめられなかった感じがあふれ出るので、O2の無理やり感も許せた(あとラストのとんでもなくねじくれたマリリンな)のですが、今回これで若宮さんでやられても感想なんて出てこないぜ。 

最初から読みなおすと東のパパ怖いな。「いい勉強になるだろう」「すぐ帰っておいで」
そして嘉助最初にいた!いやこれはもう惚れた相手が悪かったとしか言いようがない。白珠とは違うのだよあせびは!

あせびがひいた琴が浮雲にそっくりだったのなら、それをしこんだうこぎも同罪じゃないか?
あと藤宮は「知らなかった」ことが罪になると思ってるタイプだからお兄様の琴線に触れなかったのかしら?
一番アレなのは藤宮じゃないかなあ、妹が兄宮さんのどこが好きだったかさっぱりわからないけど、あせびより教育が必要な子じゃないか藤宮さん。
いずれどこかに降嫁するんだろうし、そこまでにはこの性格なおさないとダメじゃない?
さいごの「烏太夫」の話といい、あせびが殺されそうなラストだよ。

ますほが結局一番男前だったよねって話だったこれは。姐さんと呼べる行いだったぜ。
彼女だけが「にせもの」じゃなかったって感じもするしな。大丈夫か西家。一番不安。
「あなたほど無欲にはなりきれない」ってのが一番しっくりきます。

漫画も読みました。

いやいや絶対ますほねえさんでしょ一番かっこいいの。なんで結婚しないの?意味分かんないんだけど?若宮が悪いわ。