天保江戸終わり

やっと特命調査の天保江戸やりました(これで歌仙たんだけですやってないの)(ごめん)。蜂須賀虎徹は極30台、あとは極短刀ちゃん40台ですがあまり苦労せずにてんえど2名をゲットした印象。それはともかくおたくか?天保江戸、出てくるメンツがおたくすぎない?水野忠邦はかろうじてわかるが、窪田清音、これが清麿の師匠ですね。だから蜂須賀虎徹も無言で心配したんだな。で、鳥居耀蔵、まじで誰だよ…。こいつが首謀者かなって言われた、水野忠邦腹心ね。この時代を選ぶとうらぶ運営、おたくがすぎるけど、てんえど二人を出すにはここだったんだな。(そしたら三作になったんですね)

蜂須賀、これも縁かなって言ったり清麿とは当たり強くないし、むしろ清麿本人は蜂須賀に近い柔らかいキャラクターなんだよね。清麿から生まれた設定のとうらぶの長曾祢虎徹のキャラクターは近藤勇寄りなのかな。この天保江戸の特命調査組、みんな穏やかで癒される。

特命調査で最初にちょぎぴが出てきて山姥切問題が本格化しましたが、虎徹問題は真贋ははっきりしてるためどうするのかなって思ったら清麿を絡めてくるの、とうらぶの面白さがあります。山姥切は両方ともある意味逸話持ちであり、かつ二人ともなんか隙があるので割とツッコミやすい感じの問題になっている一方、虎徹問題の隙のなさよ…。蜂須賀虎徹は正論だし間違ってない分こちらがなにもいうことはありません状態になっちゃう。私は正直蜂須賀虎徹の当たりより100倍長曾祢虎徹の当たりが怖いんですよね。そねさんのはっちへの態度怖くない?むしろ最初長曽根さんが真作虎徹である蜂須賀に嫉妬してるのかと思ってた、だからあんな実戦刀を主張してきて、大名差しの蜂須賀に対する当てつけかと…。二次創作の優しいお兄ちゃんしてる長曽根さんまじで解釈違い。ただ沖田組にたいしては沖田くんに対する近藤勇のイメージ通り優しいのかなくらいの印象…。

山姥切問題がツンデレキャッツファイトだとしたら虎徹問題は血まみれお家騒動ですよ。蜂須賀虎徹が譲れないのはわかる。長曾祢虎徹もそれはそれとして虎徹を名乗るのを近藤勇の物語にたっているので譲らない。そして末っ子ちゃんの浦島虎徹は亀吉を探さないといけない真作であるがやや逸話が怪しい、という三者三様のアイデンティティーの揺らぎがあるため、そりゃあ誰も譲れないよ。ちなみに蜂須賀虎徹と長曾祢虎徹の裏としては加州清光一文字則宗がいますので、初期刀勢気合がすごい。新選組勢すごい逸話を与えられた、庶民に愛された刀だ。

 

kfushikian.hatenablog.com

 

なんでだろうな…蜂須賀虎徹はある意味おぼっちゃんで、この歴史改変がなされたら長曾祢虎徹もいなくなることがわかっていても、ぶちぎれてオラオラしなさそうなところがあるからかしら。歴史を自分たちが歩む道の上につくる、その中で清麿が、ひいては長曾祢虎徹が守られてホッとする、というのが解釈です。逆に山姥切長義は山姥切国広が作られなくなる世界線の小田原はなんか政府ちゃんに乗り込んででもぶち壊しそうな気がする。そう、鎌倉ヤンキーソードっぽさがあります。笑 山姥切国広も蜂須賀虎徹も逸話の少なさではいい勝負なので、やはりアイデンティティの確立が一つのテーマである二振りだなと思いますね。

 

kfushikian.hatenablog.com