ベルばらよかったです

顔がいい!歌がうまい!衣装がいい!最高。咲ちゃんが本当にベルばらを大事に思っていることが伝わってきた。

最初、娘役でばーんとソロあって夢白あや歌うまくなったな…!と思ったら音彩唯ちゃんでした笑 声だけで区別つかない。そのあとにジャンヌとして出てきたあげく最後生きてた設定出してくるのはずるい。音彩ちゃんも革命が似合いますなあんなにお姫様なお顔して…

フェルゼン編って「ベルばら読んでますよね?」と前提にしてくるのですが、そもそもフェルゼンとマリーってこんな一目惚れだっけ。この舞台ではマリーは14歳でオーストリアから嫁いできたときからお人形だったし(真賀田四季…!)フェルゼンも留学先で相手にされてなかったことから、お互いフランスという国では異国人で(今のパリ五輪みてたらまあ異国人に対してフランス厳しいしな)寂しさが共鳴した二人だった、というところかと思っていますが、フェルゼンが恋に溺れて、相手はフランスの女王なんだが!?というまっとうなオスカルの発言に、は??オメー恋ってしらねえの?ってお返事してるのはさすがにフェルゼンが悪い。ブルロの勢いでレスバすんな。原作だともう少し、わかってても恋に溺れてしまったんだ、、女のおまえにはわからないかもしれないが…という台詞だったとは思う…しかし今思い返してもだめな台詞だなフェルゼン。原作も舞台もだめでした。

そこにメルシー伯がきて、オスカルと同じ事を言うんだけど、さすがに王妃様を見守ってきたメルシー伯とは格が違った。し、王様も(組長~)いい人すぎて、フェルゼンそれは王家一家を守りたくなるね…と納得させるキャラでした。まあこの舞台のフェルゼンは王家のヴァレンヌ事件にも間に合ってないので、国王をどう思っていたかは不明ですが。スウェーデンでのグスタフ三世もよいですし、デュガゾンおまえ…咲ちゃんにあんな信頼おかれたじいみたいな立場で…(いやじいだからこそだろというのはわかっておりますが)というスウェーデン組も良かったです。そのラストがゆけフェルゼンなの面白すぎんだろww

王家の話だからか全体的に言い回しが歌舞伎的で面白かったな。専科も含め。夢白あやのマリーアントワネットも貴婦人役やるとああいう言い回しになるんだなという感じですが(前回も思った)、スカステでのガッハッハあやちゃんモードでもええんやでと思いますねw 

夢白あやとひまりロザリーもよくて、なんかベルナールも逃がしてあげたい…とか言い出すしフェルゼンももちろんそうなんだけど、覚悟ガン決まりの王妃様にはもうそんなこと言ってやるなよっていうロザリーちゃん本当に王妃様の理解者なんだよ。このあたり、無邪気で普通の女としての、王妃としては罪だったって自覚する前の、王妃様ではなくマリーに恋をしたり同情していたメルシー伯やフェルゼンにはわからなかった変化だと思う。マリーはそこから革命を経て王妃様になっていったし、死の直前ののぼっていくところ(反対にフェルゼンは少女の象徴のステファンをかかえて沈んでいく)はフランスの王妃としての役目だった。オスカルもそうだが女にだって権利があるんだぞ、に通じる。なにも考えない無邪気なお姫様のマリーではいられなかったし、その成長をさせてあげたのは王様と子供たちだったし、それは女王としてではなく、妻として母として得た愛からだった。あのジャンヌもそうだが、女だってつええんだぞ、を体現してくる雪組強い。ひまりちゃんいつもありがとうございます。ずっとひまりちゃんが王妃様にスープをあげているシーン、腕がぶれなくて体幹がいいなと思ってしまう。娘役がそっと持つ筋肉。一番好きなのは2幕最初です。あのひまりちゃんロザリー&ベルナール率いるシトワイヤン最高です。あのシーンのダンス好きすぎる!!

さて、、今宵一夜。ここで一度うるっとしてた。いやあーさオスカルがとにかく美でさ…!オスカルってもともと元気いっぱい!な女なのであーさに大変似合っていたわけですけど、アンドレが絡むと乙女になって娘役にならないギリギリ路線だしてくるし、あがちアンドレもフェルゼンに発破をかけられてから目が見えなくなってヤンデレモードにはいりつつあるシーンであんな男臭いの出してくると思わないじゃん…!あがち爽やか好青年イメージ強すぎてあんな雄くさいアンドレだしてきたので惚れてしまった。だからこそあのアンドレを失ったオスカルがバチギレしたモードにはいってバスティーユをブチ開けにいったのもわかるし、完全に私情ですけどって顔しててよかったです。あーさオスカル最終的に市民の側に行く熱量があるの、すんなり入ってくる。つまりあさあがでのオスカル編をお願いいたします!!!!!

サヨナラショー

Blue Requiemで号泣した。

やっぱりボニクラは好きだし、それが今のトップコンビのプレお披露目だし、夢白あやのイメージが私の中で一気に爆上がりして、ああ新しいトップコンビも大丈夫だなって思えたし、そしてとうこさんがかつて歌ったブルーレクイエムを(ただでさえ好きなのに)ソラカズキが歌って、トップコンビのデュエダンも本当に美しくてビジュアルもなにもかも優勝していたので、和希そらの未来ももしかして…?とか思ってた。

なんでここにソラカズキいないの~って思ったし、その位置にあーさがいて、デュエダンもあのときまだ夢白あやを導くような丁寧なダンスだったのが、なんていうか信頼がおけるようなデュエダンになっていて、はじまりとおわりというのを強く印象づけられて泣きました。

卒業生のコメント

ありす姫面白やん…と思ったらひまり嬢まで乗っかってきて、雪組のこの98-100期はほぼ同期の雑さが好きなんだよな。ソラカズキのものまねしてください思い出してたけどさすがにしなかったか笑