だんどーん
薩摩の推しが小松&大久保のわたしとしては(他が理解できんという)大変楽しく読んでますが、伊牟田のときに小松さあの仮面が崩れるの繋げてきたかと思うし、そこに調所様と絡めてくるのはそのうち薩摩のために命を投げ出す小松の暗喩でつらい。畳の上で死ねたからいいけどさ。
封建制度が崩れることを理解してて、その中での武士、貴族階級がどういう意味を持つかを伊牟田が心配するの、薩摩の先見の名がある。最初にフランス革命っていう、将軍夫婦が首切られたような事件って描いてるだけに、マリーアントワネット的な流れなのはわかってるんだよね。身分が上の者のノブリス・オブリージュがどうなっていくか。その矛先があなたに向かないでほしい。
しかし小松さあの川ちゃん評はなんなんだよww そして清河八郎…(新選組ってまじで勢いなんだよな清河八郎と芹沢鴨の)
長州編については吉田松陰と桂小五郎の話になっていて、わたしとしては桂小五郎そんな感じか?と思っていたので逆にすんなり物語だと認識出来て楽しめました。桂高スキーの発言。長州藩のケツ持ち担当ということだけは間違いがない。でもこの明治夫婦、気が合いそう。あと市ィかわいいよ、西南戦争への布石を積み上げるな。嫌われても情に流されずに生きるもので、背中合わせの市ぃとガタを描くの分かってるとしか言いようがない。長州藩の松陰先生がどうのというよりも、そもそもの頭のおかしさは玉木先生だったというところが大変腑に落ちますね。
桂さんの世の中の桜の下の相撲かなの解釈。私は世の中を作っていた人たちで、死んでいった人たちが満開の桜を見れる、必死で戦っている人には見えないという解釈をしたんですけれども、また違った解釈でしたね。この流れで行くと桂さんの中では、松陰先生にもらった言葉が満開の桜のように見えているという解釈ですけど大丈夫ですか?
何が面白いって久坂くん、やっぱりやばい扱いされてたことですよね。最終的には高杉の方がクローズアップされてると思うんですけれども、あの時代、特に禁門の変直前までは塾の顔って久坂が背負ってたんだろうなとは思います。まさに世の中は桜の下の相撲。久坂と高杉、仲がいいところがめっちゃいい。双璧。本当に良いし、この2人が桂さんに死ぬほど甘えまくってたのは史実すぎる。桂さんの胃は心配だけど。
そしてかえってきた西郷隆盛。と堀次郎でてきました。優しいお兄ちゃんじゃないんだよ、放火魔だよその人w
CITY HUNTERーエンジェルハート
よく宝塚でやったな?!もっこりの度合いが上がってきたのに反して女性のスタイルが変わらないのすごいな、リアルな男が描いてる感じする。しかし東京BABYLONといい、この時代の新宿こんな感じかなって思っちゃうね笑 あと冴子がみちるちゃんのスタイルそのままだった。宝塚色々言われたかもしれんがわたしは好きです。
エンジェルハート。パパになった冴羽獠を書きたいけどリアルな香とのアレコレ…とかかんがえた結果かしらないがすごい天才だな。阿香がシゴデキだし陳大人が無敵すぎる。
キャッツアイ、今にして思うとこの浅谷って女刑事やばいな、指紋とか噛みついた腕とか全然違っててもずっと疑って、仕事上のポジションから外れて瞳ちゃん張ってるって、組織人としてやばい。大人になってしまった感想です。
100歳時代の勝間式人生戦略ハック
定期的に勝間さんの本は読んでいますが、確かに人生が100歳と考えていったほうがいいのは事実か。人間の体自体がそもそも40歳くらいまでしか想定されていないし、実際には60-70歳くらいで一度遺伝子の壁がくる印象だけど、その辺が元気な人って本当に100歳くらいまで元気だもんな。自分がどのタイプかはわからないけど、少なくとも体の衰えは感じ始めて人生を真面目にどう締めるか?と考えたときに、仕事だけでは終わったあとに燃え尽きるのは先人が示した通りなので、色々トライすべきなのは本当にそうだなと思いました。
十角館の殺人
評価されている本で初めて読みましたが、私がカタカナが弱すぎて衝撃の一行が全然わからずに、「そっかー金田一みたい、犯人やることが多くて大変だな」とか思ってて、結局なにが衝撃の一行だったんだ?とググってしまいました。笑 いやしかしまじで動機がよくわからんというかふわっとしてるけど連続殺人事件ってそういうものかね。そういう事件、ありましたね。って済まされていいものじゃないけど、そのおかげで今だいぶ厳しいもんね(わたしの周りだけかな)。最初に殺された子とか仲良くておそらく傍観者であったことを理解しつつ、慈悲で最初に殺したとか言ってるあたりでもう自分のための殺人じゃんと思う。なにもかもなくした自分のためだから、最後には千織も見えなくなってしまった。