New Yorkに行った初日に、Broadwayで上映している、hairsprayを見てきた。
内容は、主人公の女子高生トレーシーが、60年代のメリーランド州ボルチモアで、ダンスと音楽で、黒人差別に一石を投じるお話。
いやいやしかし、公式サイト行ったらわかるけど、ノリノリ。
力の限り笑わせてもらった(でも1/3は下ネタだった……;)
最初にトレーシーがシーウィードから教わる曲、多分、ジェームス・ブラウンの曲だと思うのだが、黒人霊歌、ブルースとかソウルフルな曲は、すごく激しい原動力の中から生まれたのだと思う。
そして。
シーウィードのお母さんのブルースは圧巻。
やばかった。
魂の底から叫んでる。
気持ちが物理的にガンガン伝わってくる。
決起の歌。
伝えたいことと、そのあふれ出る思いと、技術を身につけた人の歌はもう痺れる。
今でも思い返すとゾクゾクするぐらい、すごかったのだ。
だから、ライブはいい。
…でもCDでもいいから何回でも聞きたいよ!!!
ラストで通路で控えてる出待ちの人に手を振ったら振り替えしてくれた…いやまあ明らかに日本人でおのぼりさんまるだし??
ちなみに、主人公のトレーシーはデブなのだが、私はこれを見て誓った。
絶対痩せようと。
トレーシーの友人でシーウィードの彼女になるペニーは最初は超ダサいのだが、最後に着替えてすごく可愛くなるのだ。
しかしトレーシーは…いや、可愛いし、ダンスもうまいし、歌もいいし、…しかしそういう問題ではないのだ。
いくら着飾ろうとデブはデブなのだ。
悟ったぞ、私は。 (結論はそこではない)