新テニスの王子様 8 9

神の子VS皇帝(あえて副題と違い幸村を前に持ってきました。幸村の心情を配慮した結果です。は、真田、俺より先に名前書かれるなんて…頭が高すぎるよ!みたいな)。

この書き方で思ったこと→皇帝:真田、神官:幸村のパラレル帝国モノが読みたい。

 

試合前の会話:「遠慮はせんぞ幸村」「遠慮したことないだろ真田は

真田、…苦労をかけるとか言ってたありし日の幸村はどこ行っちゃったんですか。(ありし日に消えた)

まあ確かに3ケ月前に手術したての幸村ですからね(笑うところです。なにせ全国大会は術後20日だったしね)。その幸村に遠慮はせんぞ、と真田が言うわけですね。

それに遠慮したことないだろ、とはつまり…いつだって真っ向勝負の真田をおちょくってるんですかね。それとも今まで一度も勝てなかったことを遠慮のせいにするのか真田、と冷笑してるんですかね。(もしくは「遠慮なんてしてないよ、だってジャージはおってないもん」とかそんな感じ?)

気にするな、俺たちはいつまでも…仲間だ。(精神的な意味で)

 

さて、真田の「火」をあっさり返す(ツッコミ入り)幸村。そうか手元が隙だらけの技だったんかい…。「火」はこれだけちっちゃく書かれるとなんだかよくわかりません。と思って兼ちゃんの動きを見たんですがやっぱりよくわかんない。無駄に遠心力かけて全力でスマッシュ打ってるようにしか見えません。にしてもそれをあっさり返す幸村…パワーSは伊達じゃない。どこかの同人で読んだ、「俺風林火山とかぶっちゃけボレーで軽く返せるけど」っていう最強な幸村を思い出します。これ公式ですけど。

その次に真田は「雷」を出してきます。その時の真田のコマだけみると、皇帝が「雷でヤンスー!!?」って言ってるようですね。

「雷」は要は相手のガットを破る技(…?)ですが、幸村はバイキングホーンみたいな持ち方でラケットを持つと、ラケットの枝の部分で返します。…ふーん、ラケット、さすがにガットよりは枝の方が丈夫なんだー…。そしてさすが幸村、術後パワーS保持者はもう特Sくらいにはなってるんじゃないんですかね。これ返すために手塚は腕うっ血させてたけどね。ああ、手塚ってやっぱりすげー弱い…。だって今のところ、勝った順では、越前>幸村>>>>真田>手塚ですよ。

真田の球がことごとく黒いんです。正しくは球の道筋?なんですけど。いつかのメテオドライブを思い出しますがあれは隕石みたいにキラキラだった…!こんな重量感じゃない感じの重量感があった…!なんだろうこのイカラじゃない感じ…!

そして幸村の後ろで見ている蓮二と赤也。赤也は「雷」のとき相当焦っています。

 

ほう、ナマってはいないようだな」とか言ってますけど、いやだからあの全国大会、越前相手に試合したときの幸村は術後20日。(さらに言えばドキサバはたぶん15日後…いや氷帝もいたし全国大会直前とか言われると限られてるし)ましてや今は…3ケ月たっている…。ナマりようがなくないか?

ってああそうか部活は引退か!そして受験か!(でも立海大付属中なんだから付属高だよな?まあいいや)つまりしばらく試合してなかったんだね!

それで納得です、次の「フフ…真田もね」の意味が。いや真田とか入院してないしナマりようがなくね?これはアレか、越前に雷見せた真田へのしつこい嫌がらせかと思いました。(むしろ越前に負けて手塚に辛勝した真田へのry

 

リチャード坂田VSリリア

まさかのリチャード坂田が「みちのくの流れ星(シューティング・スター)」と呼ばれていたこと。そんな二つ名で呼ばれていて足引っ掛けるとか恥ずかしくないのですか。今すぐあらゆるみちのく人に謝りたまえ。

でも試合でのデビル赤也とか師範とか見慣れていると…足引っ掛けるとか別にたいしたことでもないよね…?

クラウザーさんは自分が相手を磔にするんだから、要はやってることは師範のちょっとランクが落ちるくらいでしょ?別に足引っ掛けられたくらいで怒ることもあるまいよ。ていうかあの手塚がよけたのになんでおまえ引っかかった。

まあリチャード坂田、1ペーシ使って磔にされたんですからいいとしましょう。ていうか赤也の時とかは全部そのまま吹っ飛ばされてフェンスにのめりこんだ、みたいな形だったのに、今回はなんで後ろ向きなんでしょうか。まさかの回転まで加わった…!(こういう、たぶん試合には何の関係もない小技を仕込んでくるリリアは立派にテニヌの住人です。キャラソンも出したしね!聞かなきゃ!)

しかしこれ、なんでこの二人、ダブルス組もうと思ったんでしょうか。。。ほかに友達いなかったせいだよね、そりゃ嫌がらせもなんの良心の呵責もなくできるでしょう。精神は全く鍛わってない気がしますけど。

 

さーて。幸村のテニスが始まった。

相変わらず理屈のわからない五感剥奪。「五感を奪われたようにイップスに陥る」らしいです銀さんのお言葉によると。

ってことは幸村的には基本的に普通のテニスしてるだけですよね。普通にツッコミ入れながらテニスしていたら、相手が勝手に精神的な原因などによりスポーツの動作に支障をきたし、自分の思い通りのプレーができなくなる】だけですもん。(by wikipedia)

ちなみにwikiにはその続き、治療欄のところに、【最初は原因を発見して失敗した場面を直視することから始まる。無意識に身体が拒否反応しているので小さい部分から徐々に成功体験させて自信を体感させる。これには精神的に覚悟や開き直りを求めるもので、失うものがある人にはきついものになる。】と書いてありました。

開き直り…失うものはなにもない=天衣無縫…。なるほど。なんかすっごく納得した。そしてことごとく決め技をツッコミ入りで返す幸村に、試合中に小さい部分から徐々にとかで自信回復が出来ないこともよくわかった。だって原因とか自分が幸村より弱かったからじゃん。ますます落ち込むっての。

つまり幸村のテニスはめちゃくちゃ強いので、相手が「俺なんて…この役に立たない目なんて見えなくても一緒なんだー!」みたいな感じに体が無意識に思っちゃうってことですか。なんか不二先輩とかには利きそうにないな。

幸村と手塚がいない時点で「中学テニス界最強」といわれた真田の究極奥儀をあっさりツッコミ入れながら返すんだしなー。幸村は普通に強いと思います。はい。

 

幸村の未来設定、読んだことあるのは病人やってるか大学生やってるかニートやってるか真田の嫁やってるかで、プロテニスプレーヤーとして生きてるものを見たことがないんですが、これだけ見てると幸村、実はテニスのインストラクターになったほうがいいんじゃないでしょうか。生徒の打球にことごとくツッコミを入れる。部長やってたから面倒見もいいだろうし。

 

真田の呆然とした顔が素敵ですね。

でもなんだかんだで必死にラケットを振る真田。思いっきり金ちゃん指差すのやめてあげて。他人から見るとただの楽しい人だってわかってるからやめてあげて!

ていうかこの五感のない状態で、自分のサーブの番とかわかるのかしら。目が見えない→ボールが見えない、相手が見えない、コートが見えない、審判が見えない。耳が聞こえない→サーブの番がわからない(だって見えてないからボールが来たのかどうかもわからない)、スコアも聞こえない。感覚がわからない→そもそもラケットを握っているのかどうかもわからない。

うわぁ、真田がぶんぶんラケット振り回すしか出来ない理由が哀しすぎる。そうか、でも精神力強かったら…きっと五感も剥奪されない…。

あと真田のテニスが真っ向勝負ってところがいいですね。つまり幸村のテニスは真っ向勝負じゃないといいたいわけですね、真田は。

この幸村のテニスを食らった経験が蘇っているのでしょうか王子、ちょっとあせった顔してます。

 

そして幸村のメモリアル。

天下を獲る」と言いながら入学してくる中1、間違いなくそれはちょっと勘違いした感じの、いわば現実と空想の区別が付いてない子の台詞だよ。真田は今でもそんな語彙ですが、年齢と顔年齢が上がったためにもう違和感を感じないすげぇ。

絶対勝利の掟をつくりあげ」…アレ作ったの真田だったのかー!立海の伝統の掟かと思ってた!その自分勝手な掟のせいでどれだけ赤也とジャッカルが(真田に)殴られたと…!

キミのお陰でここまでもう一度テニスをする事が出来た

と言いながら真田の腹や頭に遠慮なくボールをぶつけている幸村は…どこまでSなんだ。あなたはパワーSなんですよ自覚して!

本当に感謝している!」とか言って次に打ったボールで真田はラケット手放して吹っ飛んでますからね。ノローグ付きでまるで銀さんのような真似をされると…もしかしたらできるんじゃないか、波動球。

たぶん五感剥奪中の真田に、ちゃんと教えてあげてるんでしょうねボールの位置とか。うん、たぶん、

そして相変わらず幸村は「真田・・・」というモノローグをつけます。今まで「真田…」とか言ってたときのは外野で見てたときのモノローグだったんで違和感感じませんが、今ボコボコにしてるのはあなたですからね。「一方的展開…!」という見出しや、「チームメイトなのに容赦ねえ…!」という聴衆の驚きは決してスコアに対するものじゃない。

「あの日々に報いるため…友への一打に迷いなし!」だそうですあおり。もう迷いはない…!(真田をいたぶることに関して)

そうか、今理解しました。「あの(ことごとく準優勝で終わった)日々に報いるため…(出来の悪い)友(という名の下僕)への(仕置きの)一打に迷いなし!」ってことですね。ああ通じたよ幸村。おまえの思い、しかと受け取った。(by柳)

 

そこに!幸村の頭の真横を真田の打球が通り過ぎて…タオルのヘアバンドを焼ききりました!たぶんあれ摩擦熱!ファイヤー!!

てめえ真田もし万一幸さまの頭や顔に当たったらどうするつもりだったんじゃああああ!

と思ったとき。

 

次の見開きは真田でした。

真田が真っ黒なオーラに身を包んでいました。

 

幸村はそんな真田と、それから真田に一瞬恐怖を覚えた自分に目を疑ったようです(なぜここ強調したんだろうww)

 

同人ktkr

 

なんかこう…理性が吹っ飛んだ感じですよね、真田の。襲い受けだった幸村、しかしいざとなってみると…みたいな!

このときの幸村の、ヘアバンドが取れてちょっと呆然とした顔が可愛くて可愛くて。

ああ、幸村って本当は、ガーデニングが趣味の心優しい方なんだなって思いました。ただちょっとテニスが強いから、他人を絶望の淵に陥れてしまうだけで。

 

しかしそれで「(真田をいたぶる)テニスを楽しむ暇はなさそうだ」とおっしゃってあっさり勝った幸様。そのときの幸村の顔が本当にすごかった。本腰入れた顔してらっしゃった。つかあなたの楽しむテニスって、五感剥奪前提だったんですか?

 

こう、あの本編ラストで「テニスを楽しくだと!」と思っていた幸村が、「テニスを楽しもうと思ったのに」と言うまでに成長したのは大変嬉しいんですけど。ただ幸村的にはそうすると(実力的な意味で)同等に楽しめるテニスをしてくれる人がいなくなっているわけで。越前には手塚やら不二やら、それからまあ金ちゃんとか、色々いたけれど、幸村の相手なんて越前しかできないじゃないですか今のところ。そして囚われてたものももうなくなっちゃって。

微妙に中二病というか五月病というか、楽しみ方がわからなくなっちゃってる幸村がちょっとかわいいです。同人なら柳が理詰めで説得して真田が力でなんとかするでしょうけど。

ていうか本編ラストでこのみんが言いたかったことが幸村にまるっきり伝わってない。自分の作品のラストシーンですらネタにしてくるたしけはやはりたしけでした。素晴らしい。

 

ちょっと皇帝サイドの考えがわかりませんが、きっとこの後出てきてくれることでしょう。ていうかこれで負け組もちゃんとこの後出てくることがわかりました。あーよかった。

例の高校生3人組がなんか言ってます。あの1番コートの徳川君、思うところがあるようです。徳川君に特訓されてよ真田。それでも幸村に勝てないとかだとすっごくいいな!!

 

キテと甲斐。

あ…私の妄想当たった。この甲斐君、たぶんキテに●●されてる。このおびえよう、間違いない。(ていうかホントなにがあった甲斐君。ゴーヤか?)

 

不二先輩と裕太。

試合カットかよ!でも裕太、7-0で負けてたって相手が全力を出したと思わないで!不二先輩はあなたには甘いんだってことをもうちょっと自覚して!!こう、包容攻×(ツンの消えた)デレに見えるからやめて!

 

宍戸と鳳。

待て待て。鳳なんか黒くないか?「サーブ返されたときはもうダメかと…」ってあんた!ハナから勝つ気満載だった…orz

なんでサーブだけのちょたが、サーブに追いつける宍戸さんに勝てたんか。大いなる謎が残ります。追いつけるだけじゃ…ダメってこと…?でもあの氷帝戦の乾とか…うーん。。。。「あばよっ!」

 

監視カメラに向かって「ショータイムの始まりだ!!」という跡部。なんか手…?

 

さて、真田が負けた事により一気に悲壮感がなくなりました。だって負け組だって出てくるでしょう?これは。

今のところ

勝ち:青学-菊丸、不二 氷帝-忍足、鳳 立海-幸村、柳生 比嘉-木手 峰-神尾 その他-クラウザー

負け:青学-大石 氷帝-岳人、宍戸 立海-真田、仁王 比嘉-甲斐 峰-伊武 ルド-裕太 その他-リチャード

って感じです。

あと新しく、謙也VS白石銀VS小春っていう組み合わせがわかりました。うーわー…。。。謙也ぁ、光いないけど頑張れよ。謙也ってほんと…こーいうキャラだよなあ。。まあ白石と謙也が仲いいとわかってよしとしましょう。

 

 

テニミュ立海の新キャストと兼ちゃんがトークしてました。いいですね、まだまだで。

元気は本当に赤也っぽいですね。どうも年上にいちゃいちゃされる感じに慣れてるので「先輩!」というのが苦手らしい。そこは慣れて、そして成長してほしいところですね。初代なんだしさ。

そしてばーちょんはやさしい…本当か(←

マサは面白いけど結構礼儀に厳しいし、つかそれは兼ちゃんもそうらしい。

王子と兼ちゃんが仲良すぎてね。どうなるんだろう…って思うところは確かにあるんですが、それを乗り越えていって欲しいなあ。

 

あと蓮の話題がちょっと嬉しかった。美緒君もガンバって欲しいものです。