SILVER DIAMOND 3

 

SILVER DIAMOND(3) (冬水社・いち*ラキコミックス)

SILVER DIAMOND(3) (冬水社・いち*ラキコミックス)

 

 

サノメはどういう生き物なんだろうか。アヤメは砂漠から養分を吸いとって生きてる→砂漠が更に荒廃→世界が滅びるというのはわかるが、サノメの植物を急に育てるエネルギーはどこから来るんだろう。

そういうサノメを神と呼ぶか異質と呼ぶかはそれぞれ。

 

灯野のカレーを初めて食って、「辛い!やっぱり俺のは毒入かよ!」「入れてねぇよ!しまった、お子様舌かよ、手のかかる!」はいいですよ。だよね、カレーは辛すぎますよ。

 

重雪さんの「…金隷」にはなにやら不倫している相手のようなオーラが漂っています。

重雪さんは金隷に少なくともある程度までは計画を聞いている。サノメが枯れている未来にどう思っているんでしょう。だって代々重華の一族で産み出してきたいわば至宝でしょうに。「新しい世界」に重華は必要なのか。「この世界」を終わらすためならむしろ「滅びの兆し」たる成重って必要なんじゃね?

あと三重ちゃんは女なのになんで「役立たず」なんでしょうか。

 

あちらの世界での「神」ってなんでしょ、ね。

 

「おい!開けるぞこの布!ちくしょー俺かよ開けるの!」灯野はツッコミスキルを日々あげていきます。

 

サノメの見つかった夜の会話、大人3人。+虹。虹が適当に書かれているところがマジ楽しい顔してます。

 

アヤメ降臨。「無害」認識された灯野…。

「弟よ。お前はとても美しい」自分と同じ顔だって認識してりゃいい根性ですよね。

 

異世界に行くことは(帰ることは)アイデンティティーの確立でもあったわけですね羅貫君。