巡恋夏城

 

姫神さまに願いを―巡恋夏城 (コバルト文庫)

姫神さまに願いを―巡恋夏城 (コバルト文庫)

 

 

「趣味です」な平ちゃん時代の謙信公きました!マニアきたよマニア。「出家して、立派な僧侶になることです」それが将来の夢とか言って徒然草読んでる平ちゃん超らぶりぃ。桔梗さんですか上等です。現国魂ですかばっちこい。骨の髄まで愛せます。

義経ちゃんがキライなテン。嫌いっていうかあれよね、嫉妬?でも義経ちゃんと平ちゃんは確かに環境は似ていた。兄に反抗する気などなかったのに不興を買った。ならばせめて僧になろう…って九郎は考える子じゃなかったよね。。義経ちゃんは兄を慕い命を落とし、平ちゃんは兄を追い落した。九郎の時は、巴御前やらテンやら弁慶やら崇徳院やら(よく考えるとたくさんいるな)に振り回されたけど、それでも利用されてやって、っていう意識は薄かったな。利用されて最終的に兄を慕ったのは九郎。長尾家の政権交代に、越後の安寧のためといくら思っても、利用されてやる、という境地にいたって戦ができるほど、兄個人との思い出がなかったことが違いかも。

後見人やってる実乃様格好いいですね。景行様から私の思考回路変わってませんね。光育様も素敵ですね。爺スキーも変わってませんね。

「ホト」はホトケに通じる。(すっげえ勢いで平ちゃんコケてたな…)だから女人を邪と思うのは、自分の欲に負けたということ。結縁に等しいと。…なんかすっげことばいうちょんね光育師匠!

「秋夜長物語」「楢葉和歌集」を読むとどきどきのことが読めるらしい。あとルイスが出てくるまでにえらいことになってんぞ。

 

…っていうか今作者様大丈夫ですか?なんかこう…オーラバ思い出すんですが。と、とりあえず、私は姫神さまを追おうと思います。