スイートダイアリーKISS〈vol.2〉東京ナイトアウト番外編 (角川ルビー文庫)
- 作者: 川原つばさ,沖麻実也
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2001/05
- メディア: 文庫
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香港って英語、通じねえんだ…。ちょっと衝撃。香港はあらゆる物語で(特に九龍)舞台にされているところなので、私の心の中で何回炎上したかわかりませんww
睡眠中にどんどん体温が下がっていく。一樹さんはそうやって少しずつ死に近づいていったのかな。
うーん。Homeだったのかな。でもワイファンも最初はそうだったわけで…。城堂さんもこういう気持ちだったのか、と。受け入れてほしい。居場所がほしい。Homeがほしい。…それは忍ちゃんにも言えることじゃないか。
まあしかしこれで一樹さんの恋愛事情にも決着がついたみたいですね。よかったよかった。(ほんとに?)ぜってえ城堂さんは呆れてると思いますが、それでもそれなりに彼は幸せなんじゃないかな。そう…、家族的な意味でね。
本編でも思ったけど、卓也さんキョウへの愛情すごいね。恋愛は、最高の体力消耗だよ。
忍ちゃんの進路の決め方がすごい丁寧に描かれていて、こうやって決めるのもありだったなあってちょっと思いました。大学を決める時、あんまり考えてなかった気がする。今が楽しいので別にもういいですが。
自分の人生は、自分で決めろ。後悔しないように、自分で責任を持て。いい加減そういうことを自然に出来る人間になりたいです。
見えないものを作る時間が自分にないと、外に出しても透き通ってしまう。前に進めずにいる時間は、もったいない。
忍ちゃんが、せっかく手に入れた居場所を手放したくなくてさみしがる気持ちはわからんでもないです。代替わりしたら、私はあっさり興味を失いつつありますが、「選び取るために、なにかを捨てること」が卒業で、人は変わっていくもので、惰性なんてよくないから、だから変わっていこうって思うのは、決して消極的な意味ではないと思うのです。というより、そうだと信じたい。