古き城の住人

 

古き城の住人 英国妖異譚7 (講談社X文庫ホワイトハート)
 

最初のかわいさんの絵が王子様シモン(ただし超適当)でめちゃくちゃ笑いました。面白すぎるわ。

イギリスはいまだに古きよき階級制度が残ってるのですね。そんなものは世紀末に消え去ったかと思っていましたが(@黄昏の楽園)。日本にも残ってるかな。

グレイ公爵もアシュレイのコレクションのベッドとわかった瞬間、死んでも手を出さなかったでしょうに(いや、アシュレイの名はそういう意味で大人関係に知られているのかしら?)「悪夢を召喚しているとしか思えないデザインの数々。実に俺好みの一品だろうが」本気でそれを自分の子供に贈ろうとしてグレイ父の気がしれません。愛嬌ですむ問題かよ。

ついにイギリスがUFOに対する予算についての改定を考えたとかどこかのニュースで知りましたし。ちょっと悲しいな(いやそんな風習あったら愛嬌があるじゃないですか…@ヘタリア

なんだか、僕はだんだんグレイが好きになりそうだよ。同感です。間違いなく受けだなと思いました。(いやグレイが受けとかちょっと読みたくないけど。彼は染まらない世界で生きていてほしいというところもあります。そんなところも含めて、グレイは英国の象徴ですねv

 

フォーダム家の秘密に興味はない?

これを読んで、私はしばらく考えましたよ。つまり、父方の方の親族が、フォーダムの家の財産を狙ってる、とそういうことですね?うーん、ユウリってばそんなこと考えるより、現実でどうやって生きるか考えた方がいいと思う。(今現在月に行っちゃってるしね彼。ああもう早く続き!!)

 

身勝手の果てに自爆しただの、アシュレイが弱っていたと聞いて攻撃の機会を逃したことを悔やむシモンだの、言われたい放題のアシュレイは、復活して初っ端から絶好調ですね。妾腹とか初めて出てきたワードじゃないですか?

そのアシュレイに「人をさんざんもてあそんで」「やり逃げは卑怯ですよ」「キズものにしたんですから責任とって下さい」ユウリ語録の三連発。聞いた時のシモンの感想を聞きたい。(ハーブを「僕らの子供」と呼んで喜んでる場合じゃないですよシモン)

 

そしてシモンの目を盗んでアシュレイとユウリは小旅行です。情報を集めに行く旅行だろうと、私にはそうにしか思えない。完全にデートじゃん。まあデートというよりはペットと遠出という感じでしたが。ユウリなんて食って寝てるだけだし。

「おまえは説教されながら、人の歯並びを見ていたというわけか?」「これほどむなしい思いをしたのは、生まれて初めてだ。おまえは俺のことが怖くないのか?」

アシュレイ的には結構怖いと思われていたかったんでしょうね。それなのに反応が歯だもんなあ。ユウリは時々マジで天然です。

そして相変わらずアシュレイは色々なものに守れられているようで。アシュレイは結局最後まで家族構成を含めあんまり表だっては出てこなかったので、またわくわくですね、「アシュレイ日記」♪アシュレイが今か今かと待っているようなので(作者様の頭の中で笑)期待です。

 

「気をつけるんだよ、ユウリ。女性はなべてみな悪女の素質を持っている」「それは、経験からの教訓?」「…一般論」ちょっとシモンさん何言ってるんだ。

 

マタイ受難曲。うっふっふ~☆宗教曲って、はまると楽しいのよねvv