天は赤い河のほとり

F&Bのような、タイムスリップした側も頑張って歴史にガンガン絡んでくれるのが好きです。

もっともこのあたりの話ようく知らないんだけどな…。エジプトの位置くらい知ってますが、カイルとか実在なのかも知りません…。。→ぐぐったら実在でしたが、やっぱり夢って壊れるんだなあって思いました。(おいおい

そういえば何で赤い河、なんだろう。(え、いまさら?)

 

一度ユーリが生死不明になった時に完全にカイルがフ抜けた時があって、あーあーって思いました。一人を愛すると、こうなるんだ。イル・バーニってそういう意味では危ない橋を渡ってきたよね。

ユーリが姿の変わらない化け物…な理由はちょっと現代出身だからって検討のつく話題ではないけれど…。でも死んだ時の姿、カイルは老けてたけどユーリまじ変わらんかったもんなあ。

ユーリはカイルより先に亡くなったそうだけど、ちょっとそのシーンを想像すると寂しいものがあります。穏やかであったと思うけど、一度だけの激情があったと想像される。このあたりはオリジナル万歳です。

でもね、…ふっつーに、現代に戻りたいと思うよ、うん…。愛ってすごい。

 

ラムセス格好いいですよねー。いやちょっとここまで情熱な男やれるのもなかなかないですわ、本当に。カイルも大概情熱で生きてますけど、ラムセスはさらに放り投げられる育ち。よかったねv

でも戦いを放り出して二人ともまっぱでなにやってんのって思った。だってまっぱ(おい)しかもそれでユーリがいつでもカイルが好きなことができるように…とか言い始めたら私泣くから。(え)全裸で戦いたいならそうなさいな!

 

ザナンザ好きでした。ザナンザもだけど、ジュダも。要するに弟気質に弱いんだ私は!ザナンザがエジプトに行く時のレースとか。そしてユーリかばった時も。ユーリが結局弓矢を抜かないでカイルの元に戻ったことも。根性がちげえ。

そういう意味ではマリちゃんもいいとこ行ってたのにあっさりラムセスが殺しちゃうから…。

 

人間的にはルファサが好き。ルファサは…だって下僕なんだもん…。何してもいいって言われて、それでも手を出せないの。不可侵の女神だって自分で思ってるところが本当に。心底思って、それを実行しちゃったあたりの悲しさが。幸せだったのか、と。砕軌か。

 

でもナキアを憎めないのは、ナキアの立場だったらそうして生きていたであろう自分を知っているからです。生き抜くためには、きれいごとでなくてこう生きるしかなかった。生きるのが、自分の性に合っていた方を選択するものだと思う。きれいごとでやっていくとしたユーリだけど、結局ユーリには最初っから(そりゃ努力もあるけど)カイルがフォローしてくれてたからってのもあると思うの。ナキアは一人だったから。そしてナキアについてきたウルヒだって、優しくなったナキアについていくわけないと思うの。ナキアがああだったから惚れたんだと思うし。

生まれ育ちからくる影は、簡単に消せるもんじゃないって思う。屈辱…怖い言葉だ。

 

ネフェルティティってこういう女性なのか。つーかこの頃の頭ってハゲだったの!?かぽかぽ鬘かぶってたわけ?それはそれで…ら、らくちんかもしんない(こら

 

この頃は、個人が犠牲になって(それが個人の意志に基づいたものであろうがなかろうが)組織を大きくする、っていう時代だったのだと改めて思いました。カイルとユーリに人心掌握術があったことは確かだけど、国のために、二人のためにとどれだけの人が動いたのだろうか。

それに答えたからこそ彼らは偉大だったのだけれど。

っていうか、鉄ってすごい発見だったのだな!!

 

vsページを読んで、王家の紋章を読んでみたくなりました…あれ長いよねてんてんてん。