というわけでようやく読めました。柳のエッセイ。
題名がガチすぎて最初聞いた時はびっくりしました。いや走れないのもセリフが入らんのも知ってるけど言っちゃう?みたいな。
でも読んで、そういうことじゃないなって思いました。ていうか泣きすぎてよくわからん状況です。
柳に対しては、好きとかそういうんじゃない、もう一つの、信仰なのかもしれないのです。
さて。
柳、Kimeちゃん好きすぎやろ…。Kimeちゃんがブログで「自分の話題が多くてびっくり」とか言ってたのもわかる。
柳が自らの問題児っぷりをさらりと暴露し、Kimeちゃんが頑張ってフォローしたあたり。手のかかる息子や…!(いやいや)もうね、あの「何がテニスで王子様なんだよ!」っていうツッコミが面白い。それテニプリストが一回はするツッコミだから。そしてリョーマに選ばれた理由がもっと面白い。リアルリョーマと言われたのはこの子だけだと思うんだ。
テニミュの初演千秋楽、柳の泣きの話、ドリライ3rdで喋ってたよね。っていうかどうして尊敬してなついてて呼び名が「木村様」になるんだ…。
そして事故の話。
そもそもドイツベルリンで生まれ、インドでサバイバルって知らない人が読んだってわからんから!!何があったって思うわ!
事故の後、お姉さんはわかったんか…。親の顔もわからんとかゆーてたから。ここで(両親とも忘れたという状況は、)どっちか一人だと辛いからそれでいいとか言ってて、ときどき柳がガチでいろんなことが見えてる子だと思う、あの気持ちがよみがえってきました。
柳にとってテニミュがどれほど大きいか。
そこの仲間のために。待ってるって言う仲間のために。
…
人生終わったな、飛び降りようなんて、ああでも辛い。さらっとしてる柳が辛い。
自分がこの状況だったら飛び降りない保障はない。
でもキメちゃんのストレスも半端なかったと思います。大好き。
ゆーやんをダーリンと呼ぶくだり。
そんな理由があったのかぃ。ゆーやんはすっごい大人で、大人になって、山吹での彼は間違いなくカンパニーで。
不動峰(さりげなくコニタンを褒めた柳)再演で、嫌というほど自分が「美味しいとこどり」だって理解してて、それでもダーリンが演じやすい現場にしようってした柳の成長っぷりに涙が止まりませんでした。おうよ。
っていうかやっぱ男は以下略のパパの移動は半端なかったのね。
それからなんとか柳を、っていう上島てんてーに全私が泣いた。そして一人の、役者とかそういうことを越えてもはや人間を救おうとするようなマネージャーに泣いた。アガペーや。柳に言われて日本にいるヒロシさんにも泣いた。
泣きすぎ。
彼女の話まで赤裸々に書く柳には「大丈夫か?」って思ったけど…。(なんだその二股っぷりわ)
でも悲しいのが、自分のことに一杯一杯で彼女を守れないから、付き合えないっていう言葉。
だったら私は一人で生きていける女になるから付き合ってください
いやそれは本音だけど(←本音なのか)、女を守りたいのか柳…、と。守るって時として信用してないことに繋がるから、出来る限りその発想は止めてほしいものだが…。うーん、この話は変なことになるからまた後日。(するの?)
だいたい柳はどう考えても私より逞しい人生生きてるしなぁ。
最後あたりは反則でした。前向きになること。自分を好きになること。信じること。信じるために努力すること。
障害があります。それはもうしょうがないです。っていうくだりとか。
今でもまだまだ障害と戦ってるところとか。(もうだいぶ治ってるって信じてた)
柳の、ものすごく礼儀がアレで、普段の態度がアレで、でもすべてひっくるめて柳が柳としてあることが、私にとっての救いになったんです。今日。なぜかね。
じゃなきゃこんなに泣かねーよっての。だって、事故の後に色々知れたからそれはそれでよかった、もちろん事故にあわない方がいいに決まってるけどね、みたいな。ね。ああもうこっちが支離滅裂だ。
でももちろんクオリティが下がったこともあるわけで。(つかあの頃皆音痴だったからな)
上がったこともたくさんあるわけで。
つまり、私は生きててよかったと思ったのです。
それにしても柳、Kimeちゃん以外の連絡先消したってwwいやゆーやんとかはあるんじゃないかと思うけど、一人どうしても大丈夫かなって思ってしまう人がいます。…部長。