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つまり手っ取り早く言えば、スペインの親子でロドリーゴを争ったということでいいですか（真顔）
え、だってそうにしか見えなかったの。。エリザベッタすらロドリーゴに対しては攻めだった。つうかロドリーゴが総受けすぎるわ。
あとラストが微妙です。結局オペラって最後死ぬか亡霊に頼るんだからもう。オチが適当すぎると思う。カルロ5世が自分の墓につき落とすってどういうことやし。ドンジョバンニか。
神のみが偉大なのだ、という主張。スペインと言えばF&Bやらエルドなどでイギリスサイドからしか知らない私は、彼らが語る旧い神という存在に入り込むことはできませんでした。でもこれ、あっちの人なら素直に入り込めるのかしら。
ドン・カルロスことスチュアート・ニール。
でぶって罪悪…えーいやなんつーかまるで酒樽のような体型。萌えない。さすがに無理だった！
ていうか父様に婚約者をとられたってなにその年齢差。あんた長生きするんだから後でいいじゃん…ダメ？
最終的に愛を捨てて英雄になる！みたいなことになってました（でもあれは煽られた結果ではないのか）。しかし最期は納得いかん。なんで出てくるのよカルロ５世。
ロドリーゴことダリボール・イェニスが見事な臣下だと思ったら「わが兄弟」出たよ兄弟！！簡単にちぎりを結びすぎだよ！
おまえの胸で泣かせてくれとか言っちゃって、duetも完璧、共に生き共に死ぬらしいよ！神は地上でも天上でも2人を一緒にしてくれるらしいよ！おおお、君をかくも愛するこの心って言った！よしよく言ったカルロ！
オペラって感情過多だからうっかりほもほもしくて笑えるわ。
ていうか上で男の子たちが具現みたいにしてるからかわゆす。
ああもうロドリーゴの笑顔に私はめろめろですわ。超格好いい。つうか訳がなんか下克上的で、ロドリーゴもしかしてエリザベッタに嫉妬してるの、と言いたくなる。（そんなこと考える人はあんまりいません）
軍人堅気！そうフィリッポ二世 (フェルッチオ・フルラネット）に評されてしまうけど。
人の心を知ってしまった王は悲しいね、でも王様、実はそんな夢想家が嫌いじゃないんだろ？
そしてフェルッチオ超素敵！きゃー☆私でよければハグしますわ。ていうかエリザベッタも成長してあんなでぶになってしまったカルロスよりも、いぶし銀の魅力あるフィリッポ二世を取るべきだと思うよ。白髪がますます素敵なんですよわかってないわねご自分のこと。
おっさんの悲哀は泣けるよね。。彼のソロの後はしばらく拍手が止まりませんでした（勝手に）。
祭壇にいつも屈せねばならないのか、って。彼の中では全てが敵だったのかもしれない。神すらも。彼は神を信じていたのかしら。神を信じたからこそ、神と祭壇は別だと思ったのかしら。
息子のことは神がどうとか言ってるのに、ロドリーゴのことは「NON!」ってなっちゃったのは悲しい。
女たちの園の小性さんかわいい。ああいう声を出したいなって思います（え、いや劇中の人って皆結局ヒステリックになってくから…）
「私が好きなのかしら？」エボラ公女（ドローラ・ザージック）、それは違います。勘違い勘違い。あ、でもそうか王様もたらしたから自信はあったのだな。
また彼女も確かに悲劇の人だったのかもしれんな。まず第一カルロス、体格でわかれし。声でもわからんのか。貴様に恋する資格はないわ！…いやそりゃ青ざめるわ中身が白豚だったら！あ、雌トラって自分で言った。
私を敵に回すと怖いわよって言いきったし。すげえ。でもこの時ロドリーゴはさくっと殺しておくべきだと思います。
うん彼女もものすごい体型をしていらっしゃったの。。。びっくりしたわ。あと顔も。
だからこそものすごく声は素敵だったのに「鏡見てから美貌がどうのと言えしｗ」と思ってしまったのでした…。彼女の高音好きだよ。マジで。目をつぶってしまったがな。
エリザベッタことフィオレンツァ・チェドリンス、見返り美人図。彼女は割と王妃のプライドとか清廉さとかがよくわかって、ああこんな人だったら王に不貞を疑われてああなっちゃうのも納得できると思いました。それくらいのプライドはある。
彼女が公女に「去るがよろしいわ」なんて言い放つところは好きです。あの上から目線が。顔が。彼女は歌は好きじゃないけど（どっちかって言うとドローラの方が好きなの）、表情は好きです。
ただエリザベッタも服がぶわっとしてるし、カルロスも体格がよすぎるから抱き合うと肉弾戦みたいに見えるw
あとそんなに現世に絶望したならもう祭壇の下に行っておしまいとは思いますよこの夫婦。あれか、神は自殺を禁じているからな。
とりあえずなんでいつもちびっこが出てくる必要があるの。そんなに演技上手くないのに、と思いました。目の保養だけどな。
舞台装置もメトに比べて寂しいよね。経営難なのかしら。
