想いは遥かなる茶都へ

頼むから本編が終わってくれと願うシリーズ。そうじゃないと読めない。怖くて読めない。私はジラされるのは好きじゃないんだ!

だってあの状況から劉輝が一発逆転出来る道が思いつかない。むしろこっちが旺季が王になった方がいいんじゃね?とまで思ってしまうなぜだ。

正直に言うと静蘭好き紅藍家好きの私としては彼らが動いてくれないとどうも物足りない。楸瑛とか家から放たれたら財布にもならないただの常春頭じゃないか。おいおいしっかりしてくれよー。

「紅花双玉を有す」とか「王の双花菖蒲」とか「軍に藍茈あり、文に李紅あり」とか言われるの本当に?みたいな。頼むから最上治と呼ばれる話を書いてください。怖いわ。ここから落ちるだけとか嫌だよ。悠舜だけが頼りです。

仙人パワーもよくわからんことになってるし…。一応決着はつくんでしょうねえ。第一部っていう形になるんじゃないかと疑っていますがどうなんでしょう。

 

最近ヴォルフがお気にな私は珀明も好きですこのツンデレ。楊修並みのツンツンは辛いんです。

ちなみに誰と結婚したいかなんて決まってるだろ柚梨ですよ。私は燕青ほど厳しい人にはたぶんついていけないです。

幸せになってほしいのは静蘭と龍蓮かな。龍蓮は木内兄だと知った時の衝撃ったらなかったわ。

 

さ、て。(さてで済ます)

まあ絶対作者様はこの頃は何にも考えてなかったと思いますが、清苑の最初の独白読んでると泣けますね。おまえ、その母が何をしたと思ってんだ。

あと父についても何とも思ってなさそうなのが別の意味で泣けますね。おまえ、その父が何をしたと(ry

 

とりあえず私は今、猛烈に甘露茶が飲みたいです。

穏やかな愛情ではなくて、強烈な。それこそ自分を破滅に追いやるような。それでもどこか似ていて、魅かれるものがある。

最終的に今の時点では静蘭も秀麗から解放されて、燕青とかですかマジに惚れてんのは。え、それは朔より燕ですよ。

 

「俺にならいくらでも八つ当たってくれて構わないからさ」

この巻って本当に、素敵ですよね!双玉的な意味で!!

「“小旋風”のほうは、また手元に置いてかわいがろうか?」

低い声で囁かれ、静蘭は思わず燕青の衣の裾をつかんだ。

イイ男すぎる。ああヨザックって似てますよねこいつと。くそお雑草育ちなおおらかな男は私好みなんだ。

「なぁ静蘭、俺、ずっと後悔してたんだ。なんであのとき、お前から離れちまったんだろうって」

お前にちょっかいだそうとしやがったから怒ったんですね!まあそりゃ彼だって誰だって怒るとは思いますけど、あの時助けてくれようと正面から動いた人が、たとえ一人でもいてよかったなあと思います。だって周りの皆ヒネくれてんだもん。

静蘭は劉輝を選んではいるけれど、実はもう文化人としての道を歩んだ方がいいんじゃないかと思います。藍様もそうだ。どうして皆武官なんぞに…(遠い目

 

龍蓮についての解説のくだりは、最初に読んだ時、どこか芥川とかそういうのを思い出しました。どっちかって言うと昔風な書き方だよね。好きだけど。