郡上~大野

吉田屋に帰って夕食です。¥3000upしたのはひとえに飛騨牛が食べたかったからだ!
個人的には最初の山葡萄酒と、鯉のお刺身がおいしかったです。ただ鯉だと記憶しているんですけれど、帰ってきてHP見たら鮎かもしれないような気がしてきた。あれ?
鮎の塩焼きは長良川が近いこともあっておいしく、また吉田屋は郡上にうなぎを伝えたとされるだけはあり、うなぎのかば焼きもしっかりしていました。
そして飛騨牛のステーキ。もちろん飛騨牛もよかったのですが、その上に適度に乗ったフォアグラがまた…!フォアグラは私の大好物なのですが、ステーキの上に適量というのがベストなのです。
このあたりは携帯で写真を撮ってしまったので、ちょっとボケています。
ちなみに部屋食ではありません。でも気のいいお上品なおかみさんが配膳してくださいます。

郡上城など、夜にお散歩したら綺麗だよと言ってくださったのに、結局飲んだくれて夜をすごしました。

翌朝は美濃錦で朝食をいただきます。その場に井戸があり、そこには鰻が泳いでいました。
朝食はHP通りで、朴葉みそでご飯が何杯でもいただけます、たぶん。私は低血圧で朝は食べられないのでぼーっとしていて食べ損ねました。
吉田屋さんをチェックアウト。お土産にニッキ飴をいただきました。
よいところですが、自分一人でリピーターとなるかと聞かれると値段がちょっと高めです。ホテルの方が値段相応かもしれません。もちろんしっかりしていますのでおもてなしの際にはここでしょうね。

最初にまず郡上城に向かいます。山の上にあるので面倒で車で行こう!となったんですが、四国の山道アゲインすぎるw相変わらずぐねぐねしていてしかもガードレールがない。ヴィッツ頑張ったよ。
それにしても入口からみる城はちっちゃいわ!かわゆす。
中は郡上一揆のお話や(目安箱というのは最終手段だったのか。私はもうちょっとホイホイ入れられるものだと思っていたぞ)千代のお話があります。千代はここ出身なのですね。それにしてもこのあたりの権力者は、時の権力者によく逆らっていますw
おカマの鎌使い…彼女(彼?)はあれからどうしたのかしら。

さて、城を降りて昨日行かなかった城下を散策します。
まゆでお雛様を作ったり、食品のサンプルなど作ることが出来ます。水の小道など、とにかく水が豊富でのんびりした街でした。

郡上は一通り見終わったし、これからどうしましょうと車の中で白山のまっぷるを広げて考えます。

郡上八幡から車を飛ばせば行けるところ、ということで、越前の大野に行くことにしました。この道中に九頭竜湖もあるし!
あえて言おう、雪であると!!
なんだこれ。さすが、山を越える前でも福井県はすでに雪でした。
九頭竜湖と言う名前に探偵学園Qるろ剣を思い出してテンションあがっていたはいいけれど、いやあまだまだ北陸は雪なのですね。
穴馬神社を通りすぎまして、ダムもこれは凍っているかしら。
穴馬神社は、昭和39年、九頭竜ダムの建設で水没した氏神様をまとめて祀るために作られた神社らしいです。このあたりの話は飛ばしますが、白山にはまだまだ伝統が隠れていそうで面白い(私が知らなかっただけとも言うか)。f:id:kfushikian:20200726165320j:plain

福井県、大野。福そばで奥山そばが食べたくてはるばる山越えして来たのでした!
しかし14時にもなっているのでひっじょーにお腹が空いた…。冬なので道の駅もやっていなかったので、食料をゲットできなかったのです。
大野は七間朝市が有名らしいので、七間通りを歩いてみます。伊藤順和堂のきんつばは作りたてでおいしかったです。甘すぎず、皮がしっかりしている。
越前大野城や朝倉義景公の墓参りでもしようかと思っていたのですが、急に凍りつくような雨が降ってきたので車に戻りました。これからまだ山越えをして帰らなければならないのに、道が凍結したらエラいことです。
そんなわけで福井滞在時間はわずかでしたが、よく考えたらこれは本州横断ですよね。車は偉大だと感じた日でした。
ちなみに山ではやっぱり雪になりまして、帰りに寄ろうと言っていた滝も凍っているようでした。あまりのスピードに道にいた猿にも避けられます(白山には猿が割とたくさんいるのです)。ここは屋久島か。
山を越えると太陽が見えて、ああ北陸は山のせいで気候が違うのだと改めて納得しました。