私この結論、大河ドラマでやってすらいいと思うんだ…(呆然
今のように「戦はいやでござりまする」とか言ってるだけじゃなくてね、こうやって行動起こしてみたらどうなるよ?みたいな大河ドラマ。素敵だと思います。大河でなくてもいい、ちょっとしたドラマで。駄目?
お伽話が聞こえる
心の一番深いところからきこえる声
信じてみようよ
願いは叶うよ
って。千沙姫はそこだけは絶対にブレなかったからそれだけでも尊敬に値すると思います。
一清様は「領民」を守るタイプだったから(でもそれは彼のトラウマに由来するわけで)、守らなきゃ守らなきゃって思ってずっと守ってきて、常識を守ろう守ろうってずっとしていて、うっかり壊れかけたと思うのです。
で、常識という言葉を知らないかのような千沙姫に救われた部分は少なからずあるんじゃないかしら。
千沙姫は大好きな一清様が守ろうとしてた一線を、すべてを振り棄てて守ったから、めでたしめでたしになった。
…そりゃね、もう「この方頼ると泣きを見るっていい加減学習してください 国無くしただけじゃ足りないんですか?」っていうかえこの意見は真面目に正しいと思いますけどね!
ただ冷静に考えてみようか。もともと千沙姫と引き換えに金ちょうだい、という安住のもくろみを蹴ったのは加賀の方で、加賀の民は下條から帰ったり帰らなかったりと散らばって、加賀の土地は安住のものになったと。
まあ地盤が柔らかいからどうのって言ってるあたり、安住は金を得ることはできなかったんじゃないかと思いますが。
でもさあ、これってふえさんのお父さんとかが命がけで守ったのと比べてどうなんだって思わないでもない。皆それぞれ損をした、みたいな感じ?加賀の民は姫君化してしまったと言っても、ちゃんと民を守る人がいなければ苦労すると思う。
しかも「後継ぎなくしてなんかどーでもよくなって出家した」って峯也さああああああん!??????いやああああああ!ふえさんとも何もなくてそんな終わり方悲しすぎるじゃないの!結局自虐室しつつ彼は生きていったんじゃないかと想像するだけで胸が痛いわ。
そのあとどうやって泉丸君も生きていったのかなあ。ゴッドチャイルドのドクターを思い出して心が痛いです。
まずは自分が幸せになろう。そうでないとまわりも幸せになれないよ。
そのことを一番わかってる千沙姫(挙句実行)と一番わからなくてわかっても実行できなかった一清様は、本当にいい夫婦だと思いますよ。
一清様の言い分もわかるけどねー…なにかあった時、自分一人が責任を取ればいいって、案外楽なもんですよ。そうじゃなくて、例えば悲しむ人がいるとか、別の人が不幸になるとか、そういうこと考えるから難しいの。
ふえさんと一和様の恋も「しっかりの加減を知らない人だから」っていうのが切なくって切なくって。行かないでって言って、好きだよって言ってあげればよかったのに。言えないことの清算をしていたなら、それが峯月さんの命を救ったならきっと…無駄ではなかったのかな。
でも「イイ女は高飛車に堂々としてな」という大谷さんは格好よかったです。というかもう大谷さんのイケメンさは異常。
時間さえ戻ってくるなら、いつか形を変えてすべて戻ってくるだろう
本当か、本当にいいのか一清様???色々言いたいことはありますが、とりあえず、めでたしめでたし。ですね。