いくつかの太陽

いくつかの太陽―GLASS HEART (バーズノベルス)

いくつかの太陽―GLASS HEART (バーズノベルス)

 

 真面目でいい加減でない性格の櫻井ユキノがユキノであるためには、これからいっぱい大変なことが起こるわけですが、それはそれとして可愛いですよねユキノ。

 

西条は藤谷の曲なのに戦える。音楽の神さまをセンセイって呼びながら戦える。

だれかのためにかなしくなったりしないでねって言える。西条も坂本も尚もそういう人。

 

ゼロ地点になって気付いた、坂本が西条を好きなこと。オーラバスターや西条…。

 

「彼女、うちの人だから返して」って、そういえば西条をこっち側に寄せてくれるのはいつも先生でした。

尚じゃなくて。そして西条が助けを求めてしまうのがいつも坂本君って感じがある。

 

先生が弾いたピアノはすごくて、でも途中からきらきらしたようになったのは間違いなくTBを想像したからで、そうしたらもっと素敵なものになって商業的にも藤谷的にも納得できるものになったのでしょう。

それはそれで素敵。うん、ピアノをやめることなんてないよ。

 

なんか甲斐さんの気持ちもわかるような…でも景虎様につきあって400年な直江って人を最近twitterで見ている私としてはやっぱり甲斐さん甘いって言いたいような…

才能と本能で喧嘩って、長秀さんが景虎さんと喧嘩しているようなもんですか。

 

いくつかの太陽。

真崎も藤谷も、それはそれで太陽。

彼らのお話を、まるっと西条と坂本君でくるんで、尚が一人でちっくしょーこのやろーという感じです。間違ってない。