京都 2013.7 建仁寺

お昼たべてゆるゆると建仁寺へ。
しかし外人多かったなあ。日本人も多かったけど外人も多かったさすが祇園

「勅使門」…重盛さんに関係がある門があるらしいですよ。(写真とりそこなった)
重盛さんに関しては、大河の重盛さん(それはたぶん日本人がすべからく抱いている、平家物語からくるイメージ)と、資料から浮かび上がってくる重盛さん像の乖離にとまどうことしかりですが、私の中では重盛さんはキャラ的には大河です。
重盛さんの「とくしなばや」に対してなんとか妄想して彼を幸せにキリストにしようと思ったのですが、諦めがありますよ最近。いや、キリストさんで、後白河に一矢報いることが出来た(少なくともあの親子愛を見せつけられて後白河さんは心に傷を負ったと思うのですが)根性もあるとかそれならまだ救われるけど、そうしたらやっぱり「とくしなばや」なんて出てこないし言葉に。

建仁寺はそういえば六波羅の近くです。
それに気付いたのはふらふら「蜂の巣注意」の看板の横を通っているとき、六道が近く(むしろ裏)という看板を見たから。
あれ。。この間あれだけ根性出して行ったのに実は祇園からすぐとは。。
私六道が近いから六波羅って田舎に行ったのねと思ってましたけど、祇園が近いとか別に田舎じゃないわ。

ここに大学1年の時に来たことを思い出しました。
歴史が好きということは知れ渡っていたのか、「枯山水について」で何か言えと迫られ、その年のセンター試験の国語で出た、「日本の枯山水は西洋と違って、風など自然すら庭の一つであり生々流転を表す」だのなんだの喋った記憶があります。

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いつまでもこうして座っていたい。
何故だかここは涼しいよね。

ちなみにここの襖絵好きです。
むしろ筆絵が好きなのかもしれない。
近代の「亡羊とした」絵も好きだけれど、室町あたりの墨や、筆で、それだけで描いたような絵がしっくりくる時があります。

庭に秀吉さんゆかりのお茶室があります。
秀吉さんについていつも思うのは、あの人あんな出身なのにお茶とかそういう文化に親しもうとするところがすごく可愛らしいのです。
ブミ見てみなよ。
ガタには劣るけど。

しかしいきなり首塚があったら一般人はびっくりすると思うの!