「月の裏側」かと思って読み進めていったら最終的には「球形の季節」だったでござる
恩田陸の小説を読んでいらっしゃる方ならこれで全てが説明できると思う。
友人にも確認したけれどこの感覚でぴったりだった。
1周回ってここに落ちついたか恩田陸。
色んな伏線がぽーんと相変わらず放り投げられていたような気がしますが。
亀・ハサミ・天の川が結局よくわからなかったぞ。想像も出来づらい。
あと雨を数えてもいーんじゃないの?だって三つの塔を壊すために作った、ここにいちゃいけないよ、っていうものだったら雨の数くらい数えないと。守る人が秘密を知ることすら秘密に、みたいにしちゃったらもうダメじゃないか。
それから一体何の病気ですか。急にCPAになって運ばれるとか。気分が悪い、でもあの若い子で目撃なしCPAってどういうこと?解離かSAH?穿孔?
昨日が今日でも、今日が明日でも、明日が昨日でも、何も変わらない日々。だけどそうでない、そこからの脱却。