行くまでに友人と、共通の友人が最近先輩と付き合い始めたことを話題にして「リア充爆発」という心持ちでいたので、主に大ダメージでした途中まで。
最後にすっきりしたからいいです。
ちなみに行った理由は松たかさんとさーやと津田さんが声当ててると聞いたから。M!での松たかさんの歌好きだったし、さーやもゴエロクでは実にありがとうあんなアホ(※浦井君のこと)の面倒を見てくれてと思ったからです。津田さんは安定の柳生。
思ったのが日本のアニメと何が違うんだろうと思ったら、Disneyアニメってリア充感漂うんですよ。その違いだ。お姫様感とかファンタジーするんだもの。ジブリにお姫様感とかではなくて伝えたいことがある感じがするし。ねえ。きらっきらしてますよ。
引きこもりになったエルサと外の世界で広く生きるアナ。なんでこれでエルサがアナにヤンデレを発動させないのか不思議でなりません。そしてお父さんもお母さんもなんでエルサに「育てにくい子」とか「魔女」とか言い出したりしないのか不思議でなりません。
日本のアニメはこれだから世知辛いですよ。
お姉さんの気持ちも知らずうかれきっているアナについてはあらあら感しかなかったですが、ここで津田さんとさーやのデュエットとかちょっと興奮しました。えええそこ?みたいな。
しかも同じ服でいつもデートしているとかちょっとえーと思っていたら、違った。一日のことだった。
それは姉さんが正しいです。たった一日で婚約だと?そりゃあ城から出て行けというに決まってます。
この国は港に面した国で貿易発展都市なんでしょうけど、ちょっとよくわかりませんでしたねこの国ってどのくらい財力があるの?
エルサがキレて一人で引きこもり生活を始める宣言をした時には、氷の上をどこまでも一人で歩いて行く姿に涙を禁じ得ませんでしたが、、
それで歌うのが一人でも大丈夫もう我慢しない!とかちょっと歪みきっていて理解できませんでした。
いやー歪み過ぎてしょ。あとから考えればツッコミところは色々あるのですが(お前一人で生きていけるのかよ召使はご飯はどうするの)。
私は私よ!っていう、たとえばレベッカの「わたし」もだいぶ歪んでおりました。
松たかさんの声的にはエルサはもうだいぶ年上だけどなーと聞いてました。
さーやは姫声を極めただけはありましたね。
ありのままの姿見せるのよ
ありのままの自分になるの
風よ吹け 少しも寒くないわ
ゆがみきっておると思いましたね。小さい世界、自分だけの世界に安住してしまう人。
少しも寒くないわって言って扉がバタンと閉まるとか何の闇堕ちかと思いました。
英語は、let it goとかgood girlとかいやあアメリカ臭いですけど、英語verの方がなんというか失われた少女時代を取り返したい少女の中二宣言に聞こえましたね。すごーくわがままな感じ。もういい子でなんかいられない。
おりゃあ!と氷の城を作り上げた時とかもう…コントロール出来てんじゃないかこいつと思いました。
そしてアナちゃんが追っていくわけですがそこで出てくるツンデレ野郎。
そこから先は省きますが、そりゃあもうお姉ちゃんも出て行ってといいますよ。
だってあれでしょ?言わば独りで作り上げた趣味の部屋から引きこもりさんを無邪気に引きだそうとする人のお話でしょ?そりゃあ拒否します。
クリストフも一体「真実の愛」と言われて「キス」を思うとかほんとDT臭漂いますね。
トロールも心配しますよ。
その分オラフが「愛とは自分より他人を想うこと」とかなんとか言っててずいぶんスペシャリスト感漂っていました。
クリストフがエルサとくっつけばよかったのに。。(おいこら)
最後にクリストフがキスするんだろうそれで氷の世界から立ち直るんだろう!と思ってハンカチ咬むところでしたが、
実は姉妹愛のことでしたー!!!
ってオチでした素晴らしい。
Disneyってリア充じゃなくてもいいんですね!
**
エルサが最初に引きこもりになったときはちょっとどこの高耶さんかと思いましたが、途中でさらに氷の上を一人で誰も傷つかないように歩いて行く姿をみたときには涙が止まりませんでした(半分嘘)。なにこの私とワルツを状態。
まあ一瞬そうやって浸ってただけで次の瞬間には「自由に生きるの もう止められない」とかなんとかWickedばりの事を言い出す人なので目が離せませんでした歪み過ぎていて。しかし直江だったら「そうです二人だけで生きて行きましょう王国のことなんてどうでもいいじゃないですか」と追っかけてくるので高耶さんは正気に戻って「そうだ王国をなんとかしなければ」とかまた傷つきに行こうとするので今度は歪みなくヤンデレ化した直江が「いかせない」とか言ってくるんですよねなんだかんだで二人は幸せにくらしました(おしまい)