リュクサンブール公園
オデオン座が近くにある、マリー・ド・メディシスにより作られた公園。
マリーの運命を思うとこの公園からは程遠い無能さがあると思うのですが、朝の公園は美しかったです。
テニスコートとかあるから王子様たちもいそう。>それはイギリス
ソルボンヌ大学
公園から少し歩くと、立派な大学街へ。シモンは結局ここにはいかなかったんだっけ。
中世美術館(Amis du Musee de Cluny)
さらに歩くとあります。遺跡の裏にある感じ。びびる。テルマエがここにある。館内にもテルマエがある。ルシウスー!!
ここには貴婦人と一角獣があり、ユニコーンはフランスの一つの象徴でもある(囚われてないけど、あれはニューヨークであるから)私としては抑えておくべき美術館であります。
「視覚」「聴覚」「味覚」「嗅覚」「触覚」、最後の1枚は「我が唯一の望みに」(A mon seul désir)。
いちいちユニコーンかわいいな畜生!!
こういう綺麗な生き物たちが、綺麗でいようとする姿は、美しいです。
ずっとユニコーンが近くにいるということはこの人は処女なんでしょう。贈り物はもともと持っていたもの(つまりお嬢様)か、婚約者とかから送られたわけですよね?最後の一枚なのか最初の一枚なのか、最後の一枚だったらユニコーンと、あと対側のライオンさんとの間で揺れているのか、ネックレスをもどしたのか、最初の一枚だったらネックレスをつけて、そして5感を極めたのか、でもライオンさん触覚ではメスになってるというね。妄想が広がる。
テントから出て行くことでもいいしね。テントに入っていってもいい。ねえ、家に入っちゃうのかしら。
タペストリーは寒いからかかっているわけですが(今家にもかかってるけどあれはマジで無為)。やはり底冷えする寒さであることよ。
Musee Delacroix
ドラクロワのアトリエ。秘密のお部屋のようであるが、かかれている絵はなかなかえぐい。
微妙にメトロの駅からわかりにくい、しかもサンラザールの向こうにあるので治安的な意味で危惧はしましたが、そこまでのレベルではありませんでした。ていうかイタリアの方がやっぱね。
ドラクロワ自身の著名作品はほぼルーブルにとられているわけで(というかこの美術館自体もルーブルだからな)、そこまで期待することはないですが、オペラなどのモチーフ見つけるとそれだけでうきうきする。
何度見ても思うけど、オフィーリアって狂えただけ楽だ。
その後はシテ島へ。
まただよ!またデモしてたよ!!!>前回参照
エドも大変ですよこれは。車の中で警察官がご飯を食べてる姿をみたときはもう涙がちょちょぎれそうでした。頑張ってくださいマジで。
Saint-Chapelle
サント・シャペルのステンドグラスはきれいでした。まあ中途半端に改修工事してたけど、これぞ!ヨーロッパ!パリ!みたいなステンドグラスってやっぱり出会うと嬉しくなる。
ここがキリストがつれていかれる場所なのか?ってところも一応見つけようと頑張った。が、失敗した感は否めない。
ノアの方舟。
結局この話は北欧神話とか、キリスト教とはまた違う気がするんだけどなあ。
Musee Gustave Moreau
モロー美術館。
ここも自宅兼アトリエだが、ドラクロワよりは一般向けで、知ってる絵もちゃんとあった。ほっとした。
モローの絵は、明確に何が書きたいかが彼の中できまってて。頭のいい人がかく絵、といういイメージ。好きです。
ゼウスたちのお話を勉強(里中満智子でな)したあとだと、とんでもねーなこの白鳥!と思います。あのウフィッツィでの木になっていく彫刻を見ても思ったことではありますが、発想がお互いとんでもないです。
あとサロメ。サロメがモチーフになっている絵は好きですが、それはサロメのとんでもないヤンデレっぷりというか清純でありながらやってることは純粋なる狂気であるところです。しかしモローのこの絵では完全にただの病んだ人です。そういう、なにか違和感がある絵も敢えて描いていたんじゃないかなっていうところがモローのすごさ。
Pullmann Montparnass
モンパルナスにある大きなホテル。交通の便がいいしSNCFは近いしAFBUSは止まるし、日本人多めだし、パソコンも印刷機も豊富だし素敵なホテルでした。
朝食のパンはおいしかった。が、二日酔いで飲んだ味噌汁が意外においしかった。メリディアンとは違うのだよ。