唐人石 2014.11

この旅行で一番テンションが振り切れていた(自分が)のはここではないかなって。

唐人駄場とはまた違う、あの場所は駄場を見下ろす場所なんですね。 
唐人石とはなんぞ…というか何度か戻る羽目になってた気がする。 (パワースポットとか今言われてますよこの場所w) 
もんのすごい椿の道こと足摺スカイライン(すごい道だったよこれ。でも四国こんな道ばっかや)をちょっといくとありました。 
完全にジャングルの中にあるもので、私のイメージしていた28巻の表紙絵(タイタニック高耶さん)とはまた違うなあと思っていたんですが、それはまた覆されることになるのでした。 
 
このジャングルを写真にそって登っていく中に、たくさんの石がありました。 
それでたぶんいく方向をちろっと間違えたんですけど、あれ、ここたぶん一番高い場所じゃね?ってところに後ろからたどりつきました。 
祭壇石を後ろからたどりつき、ああこれか…これたどりつけないわ…直江じゃないとむりだわ…とか言ってたんですけど、その中に石を安置できる場所が!あった!! 
ちいさい、安心できるところで、上を見上げると、これ星空だったら星が見えるんだろうなって。安心できる場所にたどりついて、きっと星も落ちつくことでしょう。 
その中の(不思議と蜘蛛いなかったわ)道?を適当にするすると行くとですね。 
たぶん一番いい場所にたどり着きました。 
ちなみに小さい体を駆使して岩の中をくぐりぬけて行ったと言う方が正しい。 
一番高い場所。
これが高耶さんが最終的に立ちふさがった場所と思うと、なんでそこまでのぼろうと思ったよ、、、と思った。が、その下に星がいたと思うとまあそうかな、ってことになる。 この上で祭壇が組めるかどうかはよくわからんのだが…。 
ていうかたぶん組めない。 
でもたぶんここが一番高い場所なんじゃないかなあって石が見えやすいところにいきました。 

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いやーこれね、たぶんその裏から木とかをつかってのぼれば上まで行けると思うのよ?
でもここからでは無理。
2番目の場所まではたどりつけてもこれは無理。 
しかもこれ大転換の時の場所じゃん…。直江はこの岩全体が熱くなってる中、鮎川とか兵頭とか長秀とかいる中で戦ったあとに上っていくんですよ? 
半端無い。 
ちなみに私はたどりつけませんでした。
つうか2番目の石にまでもいけなかった。だってなんか木とかあったら支えがあるからいいけどなかったんだもん!!!!! 
でもKさん姉妹は平気で登ってました。
これが…直江から見た景虎さまのたどりつけない場所なんですね。 
 
そこから駄場が見えたし、その先にさらに海が見えたり。 いい場所でした。ほんとに。ここの場所好き。 
この場所は、「再生の場所」という名前がつけられていました。 
なんだって…。 
星もきっと再生されたよ。 
 
縄文時代から九州を経由して弥生の人たちがたどりついた時に、これを見たのかなあとか。 
そういう原始時代からの地殻変動とかを想像してしまいました。 
 
と再生の場所でごちゃごちゃしていたら、Sさんが!完璧な28巻の再現の岩の上に立って手を振っていらっしゃる! 
「磐倉」だそうです。
唐人とは、光り輝く神の居場所です。 
そこまでは割と通路とかも作られていて、ああかつてここにたどりついたジェンヌ様がいらっしゃったんじゃないかなって!!! 
この先っぽにタイタニックしていらっしゃる高耶さん!!
ここからなら駄場が見えますよ。素晴らしい。海も見える。 そして一番高い石も見える。ここや。

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存分に堪能してから車に帰ったらBGMがわだつみで泣いた。

わたしをワルツをなシーンでこれですよ?わだつみでは直江が「最上のあり方を」と言われ、この場所では「立ち向かわせてくれ」と言われ。

あの時、一瞬でも立ち向かわせてくれって言われて、直江がとまってしまったのが、彼の爪の甘さでもあり、でもそれが彼を景虎様が好きな理由でもあると思います。

直江はいつもあの日鏡の中へはいけなかった自分や止めきれなかった自分をずっとずっと言葉を失うまでに罵ってしまうでしょうけど。
それでも最後にゆるやかに景虎様を眠らせてあげることが出来る自分に幸福を感じているのだから、それが彼の真実ではないですか。

今昭和編が始まってるから思うけど、加瀬さんを眠らせてあげることができるってのは成長だよ直江。

…っていう話をするたびに直江がかなしんでないのがかなしいの!という言葉がよぎる。な、るほど…。