ここまでされたんだぞ!?

強めの幻覚を見ている

この世をば

この世をば 我がよとぞ思う 望月の 欠けたることも なしと思えば

 
この歌を見ると、清盛五十の宴を反射的に思い出してしまうのです。。駄目だ脳内がもう侵されている。 

お姉さま詮子さんとかいましたね!いや、このあたり紫式部から歴史に入った私の得意分野だと思ってましたけど、だいぶ忘れてますわ。

詮子お姉さまが頑張ったおかげで道長は偉くなったんだよーという話もありましたけど、この話だけ読むと本当に怖い。
というか自分の息子の寝台に乗りこんで行って道長と伊周の争いに決着をつけさせた話、昔から知ってはいたけれど、改めて読むとひどい話だ。なんという公私混同。
寝ていて下手したら玉茎と向き合っていたかもしれない一条帝に向かって入っていくとか、さすが母上としか言いようがない。
その後完全に中年女のヒステリーになったとしても責められぬ。
このあたりの女性が歴史を動かした話は永井さん好きだよね。「歴史を騒がせた女たち」的な本でもよく読んだ。
 
道隆様は梛子ちゃんの枕さんでヒーローのように描かれていたのでしたが、この永井さんの小説を読んでもやっぱりそうだったんだな、と。
一族の長兄で、何事もこなせる懐の深いお兄ちゃん。
そりゃあ素敵でしょう。
 
倫子さん、いましたね。なんだか清盛と関連つけるいけない癖があるのですが、奥様というのはしっかり系と儚げ系に分かれるのでしょうか。
むしろあれか、天上の虹か。
しっかりした奥様に今更熱情は抱けないけど、戦友として誰よりも近い場所にいる。
あの時のあの言葉で立ち直ってしまったから、持統帝は帝だったのだと思う。皇女ではいられなかった。

そして明子ちゃんも。源高明の子。彼は帝の息子だけど、どういうタイプだったのか。例えば前述の安世とかあのキャラだったら苦労しなかったけど、だけど帝の息子というだけでごろごろとしてはいられなかったのだとしたら、ただの負け犬だ。
源氏物語道長がモデルだとか業平さんがモデルとか言われてますが、高明が近い時代なのに、明石に左遷された話とかよく書いたよ紫女さんも。
まあ源氏はただ女と遊んでただけだよな。全くもう。
明子ちゃんとの出会いは若紫なんだろうなあ。あれも犯罪だよね。
 
道兼さんってお兄ちゃんだっけ…足の裏に書くとか結構寒気がする話だよね。
そういえば花山帝の退位の話は彼の仕業か。なんかごちゃごちゃハルさんが言ってた気がする。
でも最終的に狂った冷泉帝を花山帝は無言で守ってるんだからまじ萌える。
 
定子ちゃんは梛子ちゃんの目から見たらやっぱりすげー女だったけど、彼女自身が悪い悪くないに関わらず、「周囲を不幸にしていく女」であることは間違いなかったな。と。
高階一族もかつでは宮仕えしてたりちゃんと仕事してたりした人なのに、どうしてこうなった。特にお母さんな。道隆さんの嫁だったのにさ。
 
どうでもいいけど実資様に永井さん密かにキャラ萌えしてないか。やたら出てくるんだけどこのツンデレ官僚。
あと内裏燃えすぎじゃないか。ちょっと不満を持つ人が放火したらすぐ帝のせい。いやそういう思考もあるとは思うけど使う人の気持ちになってみなよってもんだ。
応天門の変のこと。そりゃあ放火するわなってなった。
 
そして皆妊娠しすぎじゃないかな?(笑顔)いやわかる、この頃妊娠が必須だったのはわかるよ。
だけど定子さんとか100日立たないうちに妊娠するとか、まじで人類なんだろうか。。。それとも昔の人はそんなもんなのでしょうか。理解できん。確かそう簡単に排卵しないんじゃないかな?
あと私のイメージでは一条帝はお坊ちゃんなんですけど、なかなかどうしてこれは…定子さん好きすぎする。
 
最終的に顕信さんが穏やかすぎてですね…頼通さんとはまた違った素敵な男でございました。