ここまでされたんだぞ!?

強めの幻覚を見ている

六歌仙の暗号

 

QED 六歌仙の暗号 (講談社文庫)

QED 六歌仙の暗号 (講談社文庫)

  • 作者:高田 崇史
  • 発売日: 2003/03/14
  • メディア: 文庫
 

 


あー久しぶりにこういう言霊の話を読んだ。
菊の花の美しい映像はというと、やはり清盛になりますね…。あのときの菊の花の敷き詰めは狂気ですらあったわ。
そんな中にみな家族なり、帰りまーすなんてやった清盛たんまじ清盛たん。

都の辰
弥勒ぞ住む

とはちょーっと強引すぎないかなあ。だって万福寺にある布袋もだいぶあと、江戸時代以降につくられたってのはねえ。

七福神

大黒天はあの袋担いで打ち出の小づち持ってるおっさん。インドのシヴァ神とも言われている、ってシヴァ神は確かに第六天魔王的にあれこれ思い出すけど、よくよく考えてみれば恐妻家だよね?
でも確かに大黒天、天だもんなあ。。大国主とごっちゃになってるけど、大国主はそんなに柔和な人かね?現国魂のイメージが強すぎて。彼は静謐で、スサノオがあまりにもアレだったから目立たなかったけど、出雲で見た映像では、大和タケルと相まって、なかなかやんちゃな末っ子でした。

弁財天ことサラスヴァリ。私はインドの神はカーリーとかドゥルガーのイメージが強すぎて(シヴァ好きすぎやん)誰かと思ってましたが、十分彼女はすごい人でした。つまりうちらでいうナミちゃんやね?

毘沙門天はなぜ四天王の中から一人選ばれたんですか?
正直毘沙門天がどうのというのはそもそも毘沙門天だから素晴らしい(ミラージュ)のと、毘沙門天吉祥天大好きだもんね(聖伝)の二つが混ざり合って何も思うところはなかったけど(それはそれでどうなの)、確かに聖伝では四天王がちゃんと仕事してたもんね。まったくもって思うところとは違うけど持国天大好きですけんだっぱー!
毘沙門天のような世界の王となれるような青年が、弟に嫉妬されるなんて信じられない。昨日までの俺たちは世界をおさめる王だった。あー!そんな毘沙門天に過去があったなんてね!
だから謙信公は自分のお兄ちゃんと重ね合わせて毘沙門を(違う)

南極老人星ってのが、たぶんものすごい昔に読んだ、星と伝説っていう小説集?みたいなのの中で、老子と知らずにだましたとかなんとかの相手がそのまま天の星になった、みたいな話を読んでから、無茶苦茶怖い話になっている。
泰山府君の術ってハルさん以前使ってたな。王都妖奇譚だったと思うけど。死んじゃったから、禁忌に手を出してでも取り戻そうとした。
私ほんとうにあらゆる漫画と本によって育てられてきたんだなあと思うよ…。

恵比寿。本当に変換で蛭子って出てきた。
流された神々が戻ってくる…。(もうやめい)
蛭子伝説もそうだけど、ケベスもそうなんだよね。
ナミちゃんから声をかけたら、蛭子が生まれた。これいつも男尊女卑じゃーんって思っちゃう。別に古来女性は太陽ではなくないか?それとも全く違う意味なの?

弥勒菩薩は…まあそういう人…人ではないか…。でも荒れたらすごい神だよね。神っつか仏だけどね。仏と違って神は祟る…!って言ってた(闇の末裔)。
譲ちゃんの、「弥勒の悟り、あなたのためにささげていいよ」ってほんとすごい愛のセリフ。
だけどある時読んだついったで、その時ゆずるの手をとって何回もやりなおす直江の話する?ってのを見てこれはあかん…!と思った。何度もやり直して、そして弥勒に言われるの。「おばかさんだね、なおえさん」って。あーこれはあかん。つかやり直してもいいけど、そしてきっとそのたびに高耶さんの魂が回復するならもうそれでいいじゃんって気になってきた自分が今一番駄目。

冬嗣さんもだいぶ色々なさってましたけど、良房も結構えげつないことをするよな。ただ賀美能様の皇子の仁明帝と結婚したのは順子だし、ちゃんと文徳帝も生まれたわけで、そして自分の娘の明子ちゃんを嫁がせて(いとこ同士か)清和帝もうまれ、冬嗣の孫の高子が嫁ぐ、ってなると、良房は長良ともなかよっかたのか?とも思うし、冬嗣がなかなかきちんとそだてたってイメージがぬぐえない。
薬子の変の時に頑張ってたことを思うと成長したねとしか。
その明子ちゃんが作った清和帝と、紀氏の静子ちゃんとの惟喬親王との戦いは、まだ紀氏の力が全然衰えてなかったことを示して面白い。
仁明帝の蔵人頭が安世ちゃんの息子で、しかも惟喬さんと親しかったってのは…あれ、私王朝序曲で完全に冬嗣と安世ちゃん仲良しひゃっほいと萌えてたけど、それどころじゃなかったんですか…やめて…あの尊い三兄弟がのちに争うことになるとか知りたくない。
仁明帝の更衣が小町ちゃんだとしたら、割と深草の少将って萌える設定だよね、とか言ってる場合じゃない。そして年齢差しらないけど、小町ちゃんが文徳帝も好きだったってことは、ちょっと年上の巫女の素質も持ってる歌のうまいおねーさんにころりとやられちゃた青年時代のあこがれってことでいいですか?

在原業平平城帝の孫だった、と。しかし安世ちゃんあの時は完全に嵯峨サイドですけどそこはいいんですか高田さん。
嵯峨さんは割と冬嗣たんまかせたよ、なイメージでしたけど、でもこれだと皇太子に恒貞さんをおいてしまったってことがすでに駄目じゃないか?あれ?たしか安世の例もあるからってんで全員臣下にしちゃったんじゃなかったっけ?あれれ?
仁明帝以外はすんなり臣下になれたけど、もしかしたらその後うまくいかなっくなっちゃったわけですか?
wiki読んだらなんか複雑な事情だったわ。。。しかも割と「いやなんだけどあとつぐとかやめてくんない」くらいの勢いで固辞していた。正直レベルとしては桂さんの辞表。
これくらい固辞していた話にしたほうが最終的には恨みっこなしだよってなるけど。

で、そんな業平さんが高子さんに「本意ではないけど」通ったって最悪だよ!業平さんだけは信じてたのに!でも一応平城帝側の皇子だった業平さんが、敵の孫の高子さん真面目に落とすとか…ちょっと応天の門思い出すと泣けるね。

貴船も、黄泉と読めますね。よ、よめますね。