SAMURAI DEEPER KYO

いやほら真田丸みる前に私の真田を見つけに行こうと思いまして。
そもそも私の真田の知識なんて、SAMURAI DEEPER KYOと殿といっしょと、あと少しくらいしかないから!
お父さんの昌幸さんが家康とか秀忠からかって遊んでた知将で上杉と武田に揺れ動いてて(おい)、お兄ちゃんの信之ちゃんが小松どのっていう恐妻と一緒に徳川につき、幸村はSAMURAI DEEPER KYOだから。
どうしょうもねえ。戦国で幸村がポピュラーって誰だ言ったの。

SAMURAI DEEPER KYOって割と意味分かんない感じだったけど私好きだったよ真田。
幸村基本的に斬られなきゃ本気だせない男だったし。不二先輩かよ。
「結局ボクはなにもわかっちゃいなかったんだ」ってのから始まる幸村が好き。お父さんもお兄ちゃんも甘ったれの先に未来がないことを知っていたから。それを悟っていく彼が好き。
その甘さを大事にしたかった十勇士たちも。佐助もきっとその無茶さに気付いてしまった人だから。賢すぎて、主君の望みもわかっていても、実行できてしまった人だった。

そしてなぜ豊臣の世に先がないことを知ってなお、秀吉についたか。「好きだったから」。どこか土のにおいのとれないあの男が、この上なく好きだったから。
そういう知将とか言っときながら割と感情論で動く男幸村すき。

サスケを助け出して、佐助の最期の言葉も聞いて、十勇士好きだなあ。
サスケかわいいよねサスケ。彼は十勇士の一員であり、幸村を守り続けることがよくて、壬生の一員であり、その想いも背負っていくところか最高に男前でした。
最後に佐助がそっと手助けしてくれるところ。佐助のことを最後まで信頼した男幸村。あれ尊い
「今まで散々言うこと聞いてきただろ?最後くらい言うこと聞けよ」だったかな、なんか幸村がサスケにそう言うところあってねえ、相思相愛だもん。素敵。

一番お姫さまポジだったのは村正だよねえ。
だいたい壬生にいたときの村正の髪型意味分からないくらいにお姫さまだからね。
村正さんが女だとしても私は驚かない。
そして壬生の未来を狂に託して、彼は彼なりにやれることをやりきっていた。
なんだよあれすごくない?壬生から彼を連れだして、すべてを捨てて、みんなを守って、最後に狂に託していくなんてなんつーお師匠様やねん。
しかも最後まで村正さんとか壬生の誰からも愛されてるやん。
やばい好き。狂から村正さんへの愛情が。

四天王だっけ、あれもアキラかわいかったよねえ。
ツンデレとはこのことです。努力だけで天才の領域にかけあがってきた男。
刀もないし、四天王もやめたし、それであるのはこのひとつ。アキラ、参る、っていったときの彼はとても美しくそして天才でした。
あの村正の息子が娘だったとしても全く揺るがないアキラすごいよ。半端ねえよ。
トラさんの身分もまったくアキラ君には関係ないんだよ。すごくない?
そうそうトラさんの身分に執着がないのはゆやちゃんもでした。ゆやちゃん一応賞金稼ぎなんだから強かったはずなのにまったくさらわれキャラが定番化してしまってまあ!
最後にないしょ、って指を口元にあてるゆやちゃんかっこかわいいよ。

ほたると辰怜の兄弟愛もね。兄弟だから。ってかばうところ。狂、たんま。
ほたる好きだった。。。あのよくわからん下駄とか最高に好き(ちょ)

壬生自体が、僕らは目指したシャングリラって感じだったよ。空想にまみれた自由を求め続けた。
先代紅の王もあれはあれで悲しい生き物だったけど、最後に狂がついてきてくれてよかったんじゃないかなあ。