レタス・フライ

※森ミステリィについては、私はたぶんシリーズを通したネタバレをするので、わかってない方は読んだらダメです。減りますもん。

レタス・フライ (講談社ノベルス)

レタス・フライ (講談社ノベルス)

  • 作者:森 博嗣
  • 発売日: 2006/01/11
  • メディア: 新書
 

 ていうかタイトル。まずLet us flyだと思うじゃないか。

「ラジオの似合う夜」
まず、X.Jってだーれだ、って思って読み進めると、そこで事件の話が出てきます。
でもそれ以前にコイツ(H.Sね)なにやってんの、って感じです。おまえー、寝てばっか!コイツ、こんな…なんというか、モラトリアムな人だったかしら。
でも割とレアな彼視点だったので、それはそれで興味深かったです。首絞めたくなりましたが。

まあその息子たちが今平然とした関係であるので、それはそれでいいんですけど。
ていうか保呂草さん、いつまで現役なんですか。

「檻とプリズム」
もしかして四季系かな…とも思いましたが。

「刀之津診療所の怪」
これで何個目かな、睦子さん。今はもうない。ぶるぶる人形、そんでコレ。くらいだったっけ?
そういえば森さん、もうこれは一々思わせぶりなことしなくてもわかるやろ?てことなんですか。それともこれからのシリーズに対して、これくらいわかってないと面白くないから、わかりやすくネタバレしといてやんよ、ってことなのかしら。
でもこれ、気になってネット上の感想お見てみると、え?っていう人が結構いたことが一番のびっくりだったかもしんないwwだって、じゃあ時系列わかってなかったってことだよね?おいおい!
まあ海月君の3年の空白がどうなってくかわからないとかぐるぐるしてる私も似たようなもんですね、ハイすみません。

しっかし…私は練ちゃんはこっちサイド(四季サイド)な精神を持っていたと思っていたけれど、身内に紫子さんを出来ちゃうくらいなら、もうあっちサイドにも則してるというか。あ、身内ってのは単に近いって意味なのかしら。
ここ、海月君がいたり山吹君がいたりってことで、練ちゃんがここにいるっていうのは保呂草や四季への何か…なわけないか。むしろ纐纈さん系な理由かな?
シリーズ中で、こっちにもあっちにもちゃんと精神をおいていて普通な練ちゃんは、実は一番すごいんじゃないかと思っています。
そんなインテリジェンスさを身に着けたいです。少なくとも同じ生活してる以上(なんでこんなに違うんだ?)

…しかし、一緒に住まないの?ってことはもうそういうことなんですか?いやでも練ちゃんだしな…(あの女装癖…)。
そしてこれからの話にかかわるといいなあ練ちゃん…ダメ?
個人的にはしこさん=赤柳と思ってるので、ずるずると出て来てくれることを期待してます。(森川君かも?って思うんですが、森川一族も割とあれなので、海月くん絡みと思って読んでます)
 (2009.3)



読みなおしてみたんですがやっぱり林さんは何を考えているのかちっともわからん!
最初「仕事やめてえ」とか言ってたらひきとめられたところでくそったれなほどの嫌味。
XJは6年前に警官(だよね?)の海外研修してた女性。各務さんそんなの似合うキャラじゃない、な…。30歳over。そして結婚してすぐ別れた。とな。普通に仕事してます、とか。え?ボナパルトのことじゃないよな。ううん。X=χだとやっぱりjellyでもいいような気もするが、そもそも本名じゃないことが出来る組織とも思えないけどなあ。XJ、そもそもそれも林さんのギャグなのか。彼の思考回路やっぱり犀川先生に似てるもんね親子だけはある。
でも若くて綺麗な方、だから、さすがに紅子さんより年下なわけだしその言い方だと、やっぱり各務さんは違うよなあ。誰なんだろXJ。林さんがまじで来るもの拒まなさ過ぎてびっくりするよな。
誰でもいいんですけどね。素敵な女性だと思います。

ところでさりげなく山吹は加部谷に会えたことに海月に感謝とか書いてあってびっくりした。
島にいたときは山吹は海月と同じ年で、いつか3年の空白があり、そのとき海月は両親と別れたってことなのね。
そしてその島におばさまは別荘があると。うん?じゃあχの別荘もそこか?ってことはもしかしたら山吹さんもいたかもじゃん!!まったく!金ちゃんも後輩に挨拶くらいしなさい。