最遊記における天界と下界のシステムとは

最遊記に関してぼんやり考えていましたけど、やっぱり八戒さん頭おかしいよね?(結局そこに戻る)

いや、ね?先週までずっと悩んでた八戒さんはいい。いやよくないけど、まあわかる。魂の半分はそこに置いてきた相手である。悟浄さんとは八戒さんにとってそういう相手ということにしておこう。その魂の半身的な相手がそうやって半妖怪になっちゃってそこから妖怪化したらどうしようとか、それはあのピアスみたいなのつけたらいかんのかとかそういう問題じゃないんだな、それもいい。「なんとかなるよ」と思ってる悟浄に、その無駄によい頭で色々考えちゃったんですね。無駄によい、とはあくまで大学に通っていたという本編にはロクに出てこない過去の話です。

そして自分の残虐性(あっ自覚してた?)は暴走かもしれないとか真顔で言ってるけどあんたそれ 人間の時の はなし では 
え っ ? いやほんとこの人何を言ってるんだ?
なんでそこで真顔にならないの悟浄さん、いや真顔だけどなんつーかこう誰か八戒さんの頭を後ろからチョップしてあげてください そんな「あた」程度じゃなく!
ていうかそれは三蔵様のお役目だ!お前一応被保護者で八戒さんが目上として扱ってるわけですよ!あなたが!やらずして!誰が!何故悟浄の髪は遠慮なく引っ張るくせに!
なんかすげーかっこわるいですね僕。俺がかっこいーだけだから気にすんな。
ねえ知ってる?天界の時と違って今後ろには成長した三蔵と悟空がいるんだけど
何を 二人の 世界 を

これは外伝では全く人を信じられずしかし愛情はあるせいで、部下が死んだことに衝撃を受けて、全員庇って自分が一番に死ねるような戦い方してた天ちゃんに、そうやって衝撃を受けるのはおまえだけじゃないし、おまえが死んだら俺がそうなるんだよって教えてあげる、まさに天ちゃんがケン兄にfall in loveするシーンだと思います。
ここで恋に落ちたからこその天ちゃんの「おまたせしました」なんでしょう。
っていうか気付いたけど、金蝉の太陽が悟空であるように、天ちゃんの太陽はケン兄なんですね。私昔っから不思議だったのは、なんで金蝉のことを友人として扱ってるくせに(そしてまったくつまらない人生歩んでる的な友人がいるんですよはははみたいにケン兄に紹介しているくせに)金蝉のことをただ一つも考えない最期に突っ走って行ったかって思っちゃうんですよね、いやわかります、ここ自分でそこそこツッコミ入れているところです。色々心配はしているしフォローもしているけどそれでも天ちゃんにとっての永い付き合いである金蝉よりも圧倒的勢いでケン兄が存在意義だし会いたかったってことでしょう?ちょっと意味がよくわからなかったところもあるんですけど、でも要は太陽なんだから出会っちゃったらしょうがないです。だいたいあの回想シーンは「聞かせろ」って言って何ら関係ない自分とケン兄との出会いを延々述べていたわけですから、あれは幼馴染に運命の人について惚気ていたということなんです。まったく金蝉がいい人っていうか世間知らずの坊ちゃんでよかったね。三蔵だったらうるせえで終わりですよ。

あの桃源郷ってよくわからないシステムだからなあ。もともと妖怪と人間が共存する理想郷であったけど、世界を作った経文を三蔵様が5人で持ってたけど一人は妖怪ってくらい妖怪の地位は一応は認められたって発想だろうけど、でも結局1/5じゃんと思うわけです。 十二国記と一緒じゃないですか。延という国は妖魔を入れて家畜とする、という法律にしたけどそれでも妖魔がその辺をうろついているわけじゃない。

そして砂漠にて野性の本能に目覚めた、という言い方をしているけど、今までぼんやりと、要は「人間となかよくやりましょうね、食べちゃだめですよ」なんて目隠しをしていたのは誰でしょう。そしてその目隠しをどうやって玉面ちゃんは取ることができたのか。「私たちは故意にやってるんだもの」と言いますがなぜそんな混乱をきたすことで牛魔王の封印が解けるのか。まったくわかりませんね。問題は玉面ちゃんが出てきたら出てきたでえろいことしているか悪だくみしている顔だけしているので、まったくもって具体的な内容が想像できないことです。その悪だくみのもう一方であるところの烏哭に至っては光明ラブなところしかわかりません。あれだけ出てきたくせにな。そして王老師。彼もまたふらふら城から出ているわけで牛魔王サイド本当に大丈夫か。牛魔王の息子である坊ちゃんも妖怪の親玉みたいな感じで初期出てきてカリスマがどうのとか砂漠でも言われてましたけど、その理屈でいくと妖怪のトップが牛魔王ということになりますが…え、それでいいの?それをなたくは暴れてるからってブチ殺しかけて封印したってことで、そう考えるとあれ500年前の桃源郷とはもっと混沌としていたわけですね。
天界からわざわざ下界に降りて成敗していたのは何故だ。ここにきて私天上の蟻読んでないからよくわからないんだけど、下界ってことは桃源郷でいいの?よね?で妖怪さんが暴れてた?だから軍とか闘神が必要だった ?
500年の間に何があったのかな?
そういえば最初の2巻で観世音さまが「ああやって何度でも走りだすんだあのポンコツは」のところに「何度死のうが 何度生まれかわろうが」みたいなモノローグがありましたよね?
この500年の間に4人が出会えなかったのが何回もあるんですか??生まれ変わってもこうやってずっと走ってたけど出会えなかったりなんかいろいろあったりしたりもしたってこと???
原作の西遊記で悟浄さんが三蔵の骨かけてたあの感じがずっとあったってこと?
なにそれパラレル余裕です。
で、それはもともと天界にいたものだからなのかそれとも下界の人間もそうなのか気になりますが、観世音さんはずっとそれを見つめ続けていたわけですか?
あれ違うでも500年間悟空さんだけはあの岩牢の中でした。
じゃあ「生きてやるよ」ってなってから初めて三蔵に悟空のところにいけるようになったってことでしょうか。悟空の太陽になることが出来る三蔵になってから、悟空の声が届くようになったと。
それは天界における誰かが見守ったりしてくれてるからですかね。観世音とかでもいいけどそれだと掌の上すぎる。でも外伝でも「はじまったか」って言ってるくらいだから観世音はあの未来、というか少なくともごたごたが何らかの具合で悟空を中心におこることはわかってたわけですよね(それは天ちゃんですらわかってたんだからわかると思う)、それ以外にももっと、つまりなたくの生まれとかそういうの以外にも、李塔天のたくらみも知ってた?でもそのバックは知らないのですよね、如来様ってことでしょうか。
あと最遊記界における天界とは果たして中国における仏教界と同一なのか。
斉天と悟空の関係もよくわかりません。多重人格者ってことかと思ってたけど、岩から生まれたときは斉天も悟空も一緒だったのか?金鈷が外れて「またおいてかれた」って言ったのは確実に斉天だから、斉天はあれから500年の間ずっと悟空と一緒にいたってことで、あれよくわかりません。でも500年前に斉天になって金蝉に「もう離れられなくなった」なんてぎゅ、ってされて、ここなら、と思って金鈷を自分でかけた、ってこと?安心できたってこと?だったら、観世音に飛びかかったときは子供の癇癪だし、彼女(彼?)の前で泣けたのもやっと泣けた、ってことなのか?
割と斉天たん泣き虫ですね。
無印はうーん、やっぱりあの三蔵に見つめられた瞬間フリーズしちゃった斉天は何を感じちゃったのか…金蝉を思い出したのかとか最初思いましたけど、でもBurialですでに三蔵との面会を果たしているわけですからねえ。リロードの斉天もよくわかりません。
一応先生の画集で「ずっと見てる斉天」ってフレーズがあったから。今もまだ桜の下に眠る慟哭。
斉天のイメソンは菩提樹でしょうか。もう迷わないであなたにささる鋭いとげを抜き取ってその傷口を抱いていてあげる あなたが笑う日まで。
ところで悟空さんが岩から生まれたときに月があまりにも大きくて全てを照らしてたから、彼にとっての太陽は月であるという思い込みについて記載があったののソースは?ソースはどこですか?
それクッソ萌えるな…
そして彼は500年の間に「自由も孤独も知らずにすんだのに」ってなかで感覚では全てを知ってしまうんですよね。三蔵が連れ出すまでたぶん名前とか知らないけど、太陽がのぼるとあかるい、月ではたぶん岩牢の中は暗くて届かない、連れ出したきらきらした光を、今度は感覚で太陽と思った。だから三蔵がいないからこんなに暗いのかな(これ歌劇伝だな)=三蔵は太陽って思ってたってことではあると思うので。
まじ三蔵様太陽だから…次にのぼる太陽だから…
本当にお師匠様何者ですか 烏哭も何者だよと思うけど光明もだね
銀魂みたいにならないでね、いやそれも乗り越える三蔵様って信じてるけど
あとあれな、三蔵様死んじゃったらどうしようってずっと私思ってるから タルチエちゃんの嫌な予言のせい!!!
わかってるけど私もう三蔵様より年上からBBA年下が死んじゃうの無理

リロブラの三蔵様は安定していらっしゃいます
話を八戒さんに戻しますけど、無印の頃とか雨のたびに鬱を笑顔でごまかすわ、被保護者なのに「付き合わなくてもいいんだぞ」なんて言ってくれる三蔵様に笑顔かえすわ、「僕はここにいていいんでしょうか」とか、はー今となっては断じて言わない台詞ばかりですね八戒さん!
三蔵様はあの頃はまだ八戒さんの保護者気取りだったし、それかカミサマ編で全部狂って、4人のスタートラインがまた一緒になるところがいいですね。
あとね、八戒さんって特訓したわけですけど決して悟空の棒も悟浄の鎖鎌も使えるわけじゃないじゃないですかたぶん。そこがすっげえ面白い。
彼はただ、素で強いだけです。あの妖怪千人殺しは伊達じゃない。刃物とかなくても人が殺せる妖怪も殺せる。三蔵様は喧嘩戦法とメインは銃、悟空も撲殺、悟浄なんて一番えげつないよ、ばらばら殺人だよ。刃物って錆びるんだよごじょさん。殴り合いのケンカも強そうですけどあの武器ものすごいよ怖い。それを平気で使える悟浄もやっぱり頭おかしい。
八戒さんは何の武器もなく自分の体一つで飛び込んでいくから一番すごい。肘鉄とかあるじゃん???あれなに?あれで死ぬとかだったら八戒さん全身凶器ですよ。
三蔵の法力ない問題は、わざわざリロブラで書いてくれたからにはきっとどっかで!なにか!あるって信じてる!だって法力もなんもかなわないおまけに光明三蔵の愛弟子だからいじめられるのしょうがないよとか言ってるもん六道。六道割と三蔵のこと大好きすぎて分厚いフィルターかかってるからちょっと違うかもしれないけどね。でも最初の頃法力っぽいのつかって六道呼び寄せてたじゃんあれはなんだったの、念?それとも六道の三蔵サーチ能力の問題?何年も見つけられなかったからたぶんそれポンコツっぽいけど。でも呪文聞いて「どういう術か」ってのはわかるのよね…。
あと魔界天浄もどういう理屈なんだろ。発動できるのは正式なチャクラがない三蔵でも出来ちゃうんだもんねそこの仕組みも天界さん次第なのか。解説欲しい。きっとリロブラで全てが明かされるだろうその時は私が死んでいる。