3巻出せなくて済みません記念のよう。
いや改めて通して読むと、八戒さんの進歩のなさに笑いがこみ上げてくる…。
いやこれ58もしくは85の民的には最高のシーンなんだろうけど私3総受けの民だからさあ…。
「ある程度動かせるようになるため時間を要する」と評された三蔵の右腕がとりあえず銃を撃てるくらいであることも笑えますが、まあ八戒さんは悟浄さんのことで頭がいっぱいですからね。
「残された問題はひとつふたつではない」「僕が判断するべきか」とかいうモノローグもくっそ笑えて、ひとつふたつもあんた悟浄のことしか考えてないよねとか。お前が判断して何かいいことありましたかとか。そして台詞を邪魔されまくる八戒さんとかもう、いつもの八戒さんじゃないもんね、テンパリすぎて。
私ずっと思ってたんだけどさあ、妖力制御装置を悟浄さんもつければいい話なのではないでしょうか。
「僕はあなたを殺せません」とかあんな悟りきった顔して言うことか？
そりゃあこの二人のどうしようもない会話聞いたら、何痴話げんかしているんだって思った三蔵様がうるせえ降りろっていうよね。
なんだこの悟空は絶対ついてくるという自信どっから…。
そして外伝組と同じ会話しているけどこの二人の後ろには大きくなった悟空と成長した三蔵がいるわけですよ。だから500年前とは絶対違うと思う。
彼らがもし、菩薩が前言っていたように何度も生きて何度も生まれ変わっているのなら。
三蔵も悟空も、そして軍人コンビ（ねえあの天界の実験のその後が彼らだったらクソ萌える）も、500年眠ったままの子よりは進んでいるんだよ。
三蔵はそういえば異聞は光明から聞いているという設定なんでしょうけど。どこまで覚えているのやら。
光明が許可したんだから烏哭についてはとやかく言えんぞっていわれて黙る三蔵かわいいかよ。
なんてこったって顔してるからな。でもお前も相当若年な挙句なんの三蔵修行もしてないからね。
あと全体を通して悟浄が三蔵の面倒（無茶するなって言ってる）みてるのが微笑ましい。それいつもは八戒の役目なのにそれ放棄してるから。
93はもうずっと93だからね…。膝枕はあるし持ちあがるのもあるしずっと庇ってるしふらふらしている（物理的に）三蔵にしっかり支える悟空最高かよ。いい男になったね。
