刈谷のマタ・ハリソワレ最高でした

構成上は「マタ・ハリとアルマンの真実の愛」とラドゥーにできるはず、実際アナスタシアにおけるグレブのような当て馬扱いでもいいはずだが、私の中で推しが輝いていたのもあり、マタ・ハリとラドゥー、>(上司と部下)>アルマンでした。
マタ・ハリと大佐の物語。

アルマンもラドゥーもマタ・ハリを一人の女としてちゃんと愛していたのが良かったと思う。時々女性を自分の足りない存在として見て自分と対話してるだけの男っているけど、二人ともそういうことではなかったんだよな。
しかし明らかにマタハリがアルマンしか見てなかったのでラドゥーの悲惨さが目立った。大佐の惨めさがサイコーすぎるなんて言われちまったもんな。あくまでマタ・ハリにとってラドゥー大佐なんて大勢の花と一緒なので。
捕まるところ、ラドゥー大佐に連絡してなにかの間違いよ、ってあなたあれだけ大佐に勝手に動くなって言われてもドイツに行っちゃたくせにここにきてなんでラドゥー大佐が自分の庇護者だと思えるの。。自分の庇護者に裏切られたこともあるだろうに。崇拝者と思ってるからか、ドイツの大尉にだってスパイと思われ捨てられた。崇拝者というか自分がただの男よ通りすがりのと思った男たちに使い捨てにされたという言い方もできるよ。
マタ・ハリは利用する男が上になるにつれて結局利用されて捨てられたんだよね。。
なんでもするって言ったじゃん なぜハグしたあのふたり ねえ?でもあのハグでラドゥーがマタ・ハリに堕ちたとは思えないんだよね。ラドゥー大佐も絶対適当に遊んであのノリでハグしてる。

多分ずっとラドゥー>アルマンの関係だからこそ最後に反旗を翻したのに対して全力で叩き潰ししまったらうっかり殺してしまったのわからんでもない。びっくりしてたもんねラドゥー…よちよち怖かったね…急に銃持って入ってきたらびっくりするよね(モンペ)
私がモンペだからかわかりませんが、アルマンがラドゥーのことボロクソに言ってたの、そりゃアルマンは最前線送りにされたからわからんでもないですけど、それもちょっと嘘入ってなかった??あれ??アルマンもつよいこだねえ。

ラドゥーはマタ・ハリをハメたり殺したりすることでマタ・ハリの記憶に残ろうともせず、単に上司の命令であの裁判劇をしたしなんか中途半端だなあという一方で、マタ・ハリは自由をくれたアルマンを好きになることでマルガレーテに戻ったんだなと思う。
マタ・ハリを光だと思っているので(ちえさんを光と思ってる)、ラドゥーは好きな女というより光とかそういうものとして捉えていたのかな。概念?

最終的には私がクソ腐女子だからかもしれませんが、ラドゥーとアルマンのお互い二人への思いの方がデカく見えましたね。
ラドゥーはアルマンのことある程度信頼してた(そもそもラドゥー大佐わりと部下ラブだろうし)からこそなんか無理だった感あるよな。。
もうちょっとこうもなんつーか…
ラドゥーのラストはふらふらで呆然としてて、自分でもたぶん腹撃たれたかと思ってたし、戦争が終わってもマタのこと忘れられないと思うし、まじで上から落ちるかと思った呆然顔だった。
(ラドゥーにとってマタ・ハリの生死よりも、愛がアルマンにあることと、アルマンがマタを愛してたことと、アルマンを殺したのが問題なんだろうな、そこから先はラドゥー出てこないし)(あれ、アルマンの取り合いだった?)(だってラドゥーとマタ・ハリ、ハブとマングースみたいに対等に睨み合ってんだもん)
ていうかなんでラドゥーはあそこでアルマンの病院教えちゃったの…?違うこといえば良くない…?なんで…???あそこまで気が狂ってるのになぜ(・・
アルマンへの慈悲ではなく…?ドイツに何故行かせてしまったの…?
そしてドイツはなぜパイロットを殺さないの?まじで?レッドバロン

アルマン、ボロボロメイクでも目と歯がらんらんと白いので逆にこわい。そのあとの病院では天使が寝てたけど。
アルマンを追いかけるマタ・ハリ完全に少女やもんな。ちえさんかわいい。光。すき。
まあちえさんについていきたくなるよね。完全に肉食獣戦闘民族だもん。

アンナの、あなたを通して夢を見たのよっての。私なら自分の夢は自分で見つけろ私に頼るなってキレるところですがさすがちえさん包容力がダンチである。
結局真実の愛を知る、この真実の愛という言葉についなろう小説思い返してしまう私、マタ・ハリが真実の愛で真実の自分を生きて、自由に生きるということに対して、どんどん自由ではなくなって真実なんかどうでもよくなっていく大佐がめちゃくちゃかわいそうなんですけど!
最初のマタハリの、私がこの人生恐怖など打ちのめしていきてきた事くらいお解りでしょうみたいな、完全に大佐とやりあってる気が強いマタハリが好きだったので(ハブとマングース…)やっぱり恋なんかろくなもんじゃねえんだよな畜生という思いが消えないよ。
本当すいません恋愛というものに重要視できない
私にはゆずれない生き方があるなんて言うのにね。譲れない生き方を貫けなかったから殺したならわかるんだよラドゥー…上司に言われたからじゃんね…はー惨めー

いつだって愛を込めて、よ!というの、最初は 愛を適当に振りまいてた彼女の、ラストの愛をこめての愛のあり方は本当にアンナとアルマンだけ過ぎて…いや大佐かわいそすごくないですかわいい。
ちゃぴのここの言い方すごいワガママプリンセスだった一歩、ちえさんは包容力とママみの塊でした。
だから愛なく生きてきたマタ・ハリの素敵ね、よりも、ラスト愛を知ったマタ・ハリの生き様を見よとした、素敵ね、が響くよな。
あの門番にしてもわかってんのよね、マタ・ハリがスパイしてないこと。いやしたのかもしれんけどわりとヘビィに語られて銃殺刑になってること、だから時間をくれた。

女ひとりでパリの社交界をわたってきたちえさんマタ・ハリが、あーいうかわいい系のアルマンに絆されちゃうのリアルすぎてなあ…ラドゥにしてもアルマンがとんちゃんなら似たようなタイプとして余計嫉妬しそうだし、りょんだとタイプが違いすぎてまた嫉妬しそう めんどくさい
リヨンでの人形遊び無敵すぎん?
そしてそのあとしれっと殺してるところよ。そう、アルマンたんは軍人です!
フランスのために飛ぶことを後悔してないんだよ。

ラストマタ・ハリは空で自由に生きていけるのに、そして振り返ってアルマンといちゃこいたのに、この地上という地獄で生きてかなきゃいけないんですよ大佐は!
戦争の重圧がんがん部下は死んでいき上司にプレッシャーをかけられ
好きになった女は他人を好きになり
その他人のアルマンは自分の部下でしかもタイプ違うし
あ〜中間管理職の悲哀さいこー
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カテコで4~5回幕開けさせてすまんな…そして常に深々とお辞儀する加藤和樹
横のちえさんとりょんりょんがかわいい顔でお手振りしてるってのに つられて頭下げてたね笑
胸ドンが見れたのですが、軍服だし完全に心臓を捧げてましたよね

マタ・ハリ途中で中止になってしまって、みんながそれぞれ悲しがってる中で、りょんりょんがとんちゃんへの愛を炸裂させていたりする中で。
いいめぐさんのブログ読んで、キャサリンがすごいラドゥーのことを愛していて、さらに悲しくなりました。ラドゥーを愛しているし、さらにいうなら同じ女としてマタを助けたかったって書いてあって…。助けたかったか、そうか…。首相の娘で、ラドゥーの妻で、それでも娼婦のようなマタを助けようと思うなんて。
たしかに、和樹のジョルジュは取り乱してるんだよな。愛そうと思ってないからこその愛してしまったという取り乱しが余計哀しい。突っぱねられて哀しく笑う和樹~~わかるよそういう哀しいラドゥーだったわ。そしてラストにアルマンを殺してしまったことやっぱり心に来てたよね、、そこだよな?兵士を大事にする心も失っちゃったんだもんな。
めぐさん視点でもまりおラドゥー気持ち悪かったらしくて安心しました。


降谷零、容疑者赤井秀一をこういう感じで追い詰めていくだろうなとは思いました。
降谷零みたいに現場大好き人間(妄想)だろうしなラドゥー。と思うと落ち着かないご様子って風見に言われてる降谷ですが…降谷なら風見をアラスカ送りにするな(少佐か?)
スパイという意味でマタ・ハリは降谷零かなと思ったしそういう意味でブチギレてくかーくんは赤井秀一かなと思いましたが、その中身としては赤井秀一マタハリで国のために生きるラドー大佐が降谷零だと思います。とすると新一君がアルマンになってしまう。なにそれちょっと面白い(笑)