さよなら、ニルヴァーナ
よくよく考えると阪神大震災やら東日本大震災やらサリン事件やら起こっとったなやばいこと
そのほかにも凶悪殺人的なことが結構おこってたので、そういうのを思い返してしまいますな。
そしてハルノブくん、、、そういう感じね はい 流浪の月とかそういうなにかを感じる。そして「残酷な神が支配する」も。
救ってくれる「神」、母親の圧。
中身が知りたかった。そして結局小説を書けて良かったひと。最後に光も莢も失って、莢にいたっては自分で手をはなしてしまった人。その一瞬のきらめきにすべてをかけてしまった莢。失うことがいずれわかっていたからこそ、莢の背中を押したなっちゃんは母だ。Aの、ハルノブの、倫太郎にたいする復讐の形だと思った。
ルーのあまりの夏油傑みに、こうやって怒ってくれる人がいたらよかったね、と思いました。
ところで莢は妊娠してたってことでいい?
週刊連載かなんかのまとめかたでした。
歌の終わりは海
×シリーズじゃなくなって番外編なのか馬鹿と弓の嘘から…なんかシリーズ名つけてくれよ×シリーズでいいだろ。。いやでもテーマは違いそうなんだけど
このところ伏黒恵とつみきについて考えてたから最初の姉に対する感情がよくわかってしまった。神様だったんかな。
途中の加部谷と雨宮、小川での自殺の権利についての論争が印象的。正論なんだけど、忘れてしまいがちだし、それでも死を選ぶ人の心を、おいていかないほうがいいと思う。尊厳死をわたしは重んじたい人だから。
加部谷があまりにも死に近い…むかしの萌絵かよ
その萌絵はいまや真賀田四季みたいなしゃべり方をしますな。因果は巡る歯車。。。なんにせよ、一度は死を考えてうまれかわった萌絵ちゃんがちゃんと准教授やってんのいいね。
このあたりの森博嗣がテーマにしたことをまとめてキャラクタにしゃべらせるの確かに番外編かも。
姫巫女烏丸龍子 池田屋の血闘
幕末暗殺剣 龍馬と総司 (探偵沖田総司の改訂かな)
烏丸龍子さんのこと加野さん好きだよね。龍子シリーズで親探してるとは初めて知りました。沖田さん視点だとあんまりそういうの印象に残らないので…(ただひたすらぼけぼけ振り回されてた)
そんで高杉晋作好きで桂小五郎嫌いだよな。。
何回か改訂されてると思いますが、二人のわかれは幕末暗殺剣あたりが好きかなって。最後まで特になんも言わないし、龍子さんも一番大事なのは京都の町で、沖田さんも新選組で、でも情があることをお互い知ってる二人が好きです。直接伝えて別れるのはちょっと解釈違いだけど、別に龍子さんは総司だけじゃないもんな。土御門もおるしな。やべえやつしかいねえけど。
レベレーション
山岸涼子みがあふれてるジャンヌダルクである。処天思い出した人いない?
ジャンヌダルクはフランス女なんだなあ…という。私百年戦争のあたりの話はハイハイお得意の身内殺しね~ってなるし、中世なんて日本も殺し合いだけど世界も殺し合いだな。今すげえ文明の発達を見る思い。
いやあしかし12歳で神の声を聞いて16歳で戦場に乗り込んでいって19歳で死ぬってやばない?よく戦場にいけたなまず。そしてよく指揮官ができたな。ある意味無謀というか全然戦略にないよな…1点集中脳筋力づく…
山岸涼子は基本的には男尊女卑に対する憎悪というか、その中でもパターナリズムに対する忌避感がすごいと思うのだが、イエスもまあまあパターナリズムじゃね…?と思ってしまう。