北条義時 〜我、鎌倉にて天運を待つ〜
和田合戦の時とかも含めて北条義時が「受け」すぎて笑ってるし、その後を駆けつけてきた金剛がパパに全力で説教してたりそのくせ金剛もちょっとワンテンポ遅れてるの むちゃくちゃ面白いww なんだよこの親子。北条義時完全に受けで面白い男なんだが このイメージで行くと小栗旬というか 銀さんっぽい、マジで和田合戦の時に身一つで逃げるの平気で、わりとちゃっかりしてるのが義時なんだよね~みたいな次男あるある状態。この金剛ならパパをマジで超えられる気がする、義時と金剛の関係性が割といいのがいいのかもしれんな。義時は時政に最後の最後までめちゃくちゃ言わなかったけど、金剛はちっちゃい頃から 義時にこうやってめちゃくちゃ言ってたんだろうな っていうのが伝わる。イマジナリー八重さんいなくなって二人でなんとかやってきた親子だ。
そしてそのあとおんなじように金剛がぴえんぴえんしてるの 面白いし、「まどろっこしい 馬を引け」って言い出す実朝様完全に男である。
ところで時房さまの「破廉恥」イズ何、原作者様どこからそれを受信されました?
義時、運命の輪
ぷっつんしちゃった義時です!全体的に駆け足なのでもう少しメリハリがあるとよいけど、みんな義時がしっかり時政に翻意を翻すときは畠山の乱!って思ってるんだなと思いました。この本、そこまで義時と畠山仲良くないもん。それでもこれ。牧の方の関与がどれほどだったかという話ですね。つぎは自分だと思ったらこうなった。
結局姫の前の最初のコ朝時はともかく、最後のコ、妊娠してても隠して離縁してなんとか産んだその数奇。
あとなんか阿波局もいつもこんな役回りだし泰時に惚れざるを得ない。
執念の系譜
永井路子もだけど、かつては三浦のほうが上だったのに、北条政子が源頼朝に嫁いだことで最終的に義村が義時に負けちゃうのに萌えを見出す人多いんだな、聞いてますか三谷幸喜。最終的に北条早雲にいきつくの、業。
手のひらの京
三女の山から怖いものがおりてくるエピソード、なにかかかわるかとおもったらなにも関わりませんでした。綿矢りさ氏、こういう書き方をするんだな。長女の雰囲気も次女のいけずに振り回されずにしかし自滅していくスタイルとかわかるーーと思いつつ、そんなにいまでも京都って閉塞しているのだろうか。よく食事処も入れ替わるし、外人さんも増えてきたし、祇園周辺でよく食事をするけれど、普通のマンションから普通に舞妓さんとか出てくるしなあ?
N/A
芥川〜!かたまったことばを忌避する若さと、それが何もかもではなくてもある程度をフォローしてくれる優しさをはらんでいることを表す若さがよい。
かけがえのないものとはなにか、わたしだけのなにかとは。ことばは独自のものはなかなかなくて、使い古されたことばは日常をあらわし、それは確かに人類の歴史が編み出した手段なんだなとおもいました。