最遊記歌劇伝はいいぞ、生きる力を与えてくれる
ただ息をして生きるために。生きるために生きる。とにかく前へ！生きる！どう生きるかだろ！という強いメッセージを与えてくれる最遊記歌劇伝を生でたたき込むことができて本当によかったです。年齢からか世界情勢からか、ただ生命を肯定することが難しくなるわけですが（観世音菩薩の発想）、外からこうやって入れてもらうことで、わたしはまた明日を生きることができるんだと思いました。希望はわたしの手の中だ。
あとやっぱりfinalですね、go to the westの、2.5がなにも成り立っていなかった頃、dead or aliveの謎のアドリブや歌のシーン（なんなら歌ってなかった）あの頃から、5年を経てお出しされたGod child。そんな今ほどの鈴木拡樹でもなかったし、たいちゃんでもなかったし、唐橋さんが一番年長なのは伝わってきてたけど今ほどの2.5じゃなくて、ようやくgod childでテニミュも1stとか終わった頃で平野がすごくｶﾐｻﾏで、何より主要キャストがやりたいやりたいって言って実現した。私はその、鈴木拡樹と、たいちゃんと、唐橋さんが、悔しくてやりたくて実現させたという強い思いに惹かれて、あとgod childからやっとミュージカルぽくなってきたから笑、そのあたりから思い入れが強くなったんだと思います。柳の事故で急に思い入れはじめたテニミュと一緒や。
しっかり終わることができて感無量だし、キャスト続投が難しいことを知っているので、最遊記は声優もしっかり続投してくれて（誰も不祥事おこさないで！）うれしい。わたしはburial編好きだし外伝すきなので、このキャストでみることができて本当にうれしい。
キャラの話しますけど、三蔵よりも金蝉ってバブみが強いじゃないですか、だからいちいち悟空の動きとか軍人の動きとか、突発的な状況にびくびくしててかわいいんですよね。生まれたて1年目。それは観世音菩薩も生きろって送り出すわと思いました。死んだように生きるくらいだったらかわいい甥っ子にはこうやって生きてほしい、誇りを持って、たとえその行き着く先がどこであろうとも。「見守る者」として。
でも時々三蔵かなってくらいのドスのきいた声出すじゃん、三日月では出さないよね。そういえば月に照らされてる三蔵ついに自分が見守る月になったんですねえ三日月で。最後に本当にありがたかったよ三蔵お出ししてくれて。もう今までのED全部歌ってくれるじゃん･･･歌うまくなったね･･･笑とか思ったけど（なんならマチネでみかしゅん＆うじすけさんに歌うまくなったなーって言われて、確かにな！って思ってめっちゃ拍手した）、冷静に考えて他キャストのおかげでした！！そりゃあ峰倉先生の初期の歌劇の部分を支えてくれた小野田とか言われた時代よりは全然うまくなってたよ、特にたいちゃん、あと調子悪くても調整できるようになっててすごい成長を感じる、でもさ！god childでうまくなったのはふっきゅんと太陽くん（はまあ低音？）のおかげだしな、今回もそうだとは思いますよ。やっぱり哪吒とか観世音菩薩、敖潤や李のほうが歌のメインだったわ、でもね！finalだからさ！褒めるわ！ソロ大丈夫、聞けるもん！すごいよ！！
最初にもうたいちゃん、ちゅーするどころではない顔半分くっついてますけど？くらいの勢い出してきてびっくりしちゃったし、あとパンフからも伝わるんだが鈴木拡樹の鯛ちゃんへのラブがすごすぎないか、今回外伝だからもうべったりよべったり笑 悟空の虐殺からはさらにすごいことになっていて、ぎゅってするところとかは斉天大聖ごと抱きしめてるし、いくぞって逃避行するときの（指切りするところとか）ちっかいちかい！ってなるし手をひく金蝉まじでお父さんだし穏やかだな愛がすごいなってなるし、ラストの門のところでめちゃくちゃ金蝉ごりごりにはさまれてていたいいたい！ってなったけど、穏やかにきっとおれから手を差し出すからって言うあたりからの鈴木拡樹まじで神々しかったし太陽みてえだってあんな別れ方したらそりゃあ斉天大聖もびっくりよburialでも砂漠でも止まっちゃうよね。
逆に言うと本当にすさまじい退屈なお坊ちゃまだったので、一番最初に、ｹﾝ兄に差し出された手すら振り払ってしまう李塔天をみてしまって、それはこの李塔天は金蝉を嫌うねと思いました。そのコンプレックスだけでわかるよってなっちゃうしその負のエネルギーは金蝉には生涯わからない境地だったんでしょう。
その金蝉そして鈴木拡樹の愛情を一身に注がれた鯛ちゃん悟空、覚醒後とか動き尋常じゃなかったですよね早い。あと天ちゃんへのお尻パンチの打点が高すぎる笑、本当に身体能力やばいし、太陽みてえだ･･･（おがむ）悟空500年の時を経て名前を呼んでほしさが、もちろん「誰か」宛ではあるんだけど、金蝉たち、そして哪吒に呼んでほしかったんだなとより明確になりました。うっ無理･･･悟空幸せになって・・・
そして悟空以上に今後本編が出てくるならば哪吒幸せにな・・・幸せとは・・・？？？？みたいになった。ただ名前を呼びたかっただけ。彼は彼なりに怖くてもDVでもパパを愛していたのがまたね。刷り込みなんだろうけどさ。哪吒、突然刀剣男士で鍛えた殺陣見せてくるし、ソワレ最初の注意では斬る！とか言ってくるし、しぶで100回みたブラック本丸の薬研藤四郎実写化空目したごめん。彼の顔と声がよかったけど薬研藤四郎しかみたことなくてな。でも前から見てくれたみたいだし鯛ちゃん悟空といちゃいちゃしているときかわいかったし二人とも中身大人なのにこれは？？ってなったしあげくソワレとか北村君泣いてたもんな。わたしたちも泣いてましたけどね。
そして軍人組。今回あまり金蝉をいじれない（なぜなら一年目のバブみがあったから）ので必然的にめちゃくちゃ自由度があがっていたように見えた天ちゃんでしたが、たまに石田彰に聞こえるのふっきゅんすごいですよね。あと天ちゃんと観世音菩薩、まじでたばこ吸ってた？いや煙も出てるし息したときに赤くなってるし。わかんないけどびっくりしちゃった。
ケン兄と天ちゃんのシーンあの混ぜ方してくるのずるくないか？お待たせしましたじゃないんだよ。手！！！願わくば3次元（2.5だが）であのイラストのたばこの火を渡すシーンやってほしかったですね。見たかったわ。とにかく捲簾が陽ｷｬでまともな人なので（これは原作でも）、捲簾が天蓬を救っていったのが大変伝わりましたし、逆にいうと捲簾は誰だってああやって救うんだろうなって思います。天ちゃんは救わないだろ笑 わからん、、原作のｹﾝ兄はもしかしたらそういう人じゃないのかもしれませんけど、少なくとも歌劇伝のｹﾝ兄はそうだった。
竜王様すごい4人を愛してくれていたので、これはジープになっちゃいますねと思いました。野球シーンとか、はじめての金蝉との会話とか、no more 悟空泥棒とか、すごい面白かったですけど、特に野球シーンはあんなに真剣なのにぶつけられたりしててほんと笑いが押さえ切れてなくてかわいかったです。天帝もひたすらかわいそうなんですけどこの話（ひげをかかれて、誰もきいてない演説っていわれてえ？って周囲の人になだめられてたし、そして殺されているのである）天帝がちょっとでも笑えてよかったです、ふたりともゲラなんだろうな。逆に李塔天役の人、no more 悟空泥棒から急に編集点を作れるのすごくないか？プロだ。ちなみにラストあの外界への門のシーン、江水思い出した審神者いない？
というわけで最遊記歌劇伝外伝マチソワキメました、これでも頑張ったしなんならその中間にオンライン会議挟まれたの乗り切った。大阪城ホールが背後でうるさいし結構お客さんが全体的に大阪城近くおおくて静かじゃないので最終的にその辺に座って頑張った。今までが3時間弱だった記憶があるのですが今回なんと3.5時間普通にかかってたけどあっという間でしたね。2.5って当たり前のように休憩時間15分（とうらぶ10分だもんな）だけどその中でトイレはけるのすごくない？まあ高齢者がいなくて若者もそこまでトイレ近くないからだと思うけどさ。
明日がラストだから急遽頑張って書いてみました。あとまじでgood byes are not really good byesは歌詞わからんのよ！！パンフありがとうございます
