孤爪研磨の物語

劇場版ハイキュー!!ゴミ捨て場の決戦見ました。

私にとってハイキュー!!は「120%をちょうだい」「たのしー」「プライド以外に何がいるんだ!!」「それは今じゃない」「俄然無敵な気分」「取るに足らないプライドはどうだい?」「俺たちもバレーやってたよ」なので、要するに読んだ癖に色々忘れているわけですが、面白かった!!!あと私は週刊連載とか漫画で読むよりも映画でまとめてみたほうが好きなタイプなんだとわかりました。青春最高じゃん。なんならバスケしたかったわ。「もう一回」がない試合したかったわ。うっかり最後青春過ぎて泣いた。

いやびっくりしたのは私のひいきであることを引いても研磨の物語であったということです。どうですか皆様?途中のレシーブ攻めまでは完全に研磨がDV夫に見えてたし後半からは黒研で黒尾さんよかったねええええええってなったし研磨…研磨よかったねってなった(ラスト、翔陽おしのけてまで話かけてる影山無視してまたねしてる研磨もらしくてよかった)(最初のリバイズなんだとしても影山の存在…と思って笑っちゃった)

黒尾さんは純粋にバレーが楽しくて、音駒の監督に出会って、研磨を引きずり込んで、そのうち研磨は研磨で自分でバレーの戦略の面白さに気づいて、そして唯一無二の試合で「たのしー」である。そりゃあ翔陽だって絶叫するし黒尾さんだって感慨深いし、そして「面白かった」「おれにバレー教えてくれてありがとう」それは泣く。泣くし、そりゃあ黒尾さん、バレー協会の普及にいそしむわ。そう、研磨だけではなくて、あれだけツンツンしてたツッキー(クロ月にもやさしかったね)からも「ごくたまに面白い」って言われたらそれは最終的にその職業にいきますよねって理解しました。研磨や月島みたいな男の攻略好きなんでしょうね黒尾さん。

どちらも頑張ってきた歴史が積み重なり、研磨の言う通り全部完璧にしなくていいけど少しずつ削って勝機をつかめ(改めてぼくとさんの120%をちょうだいはおねだりが過ぎるのでは?)というように全員が全員色々頑張って色々キメて失敗してそして成り立った試合だし、チーム内外のやりとりが改めて最高の青春漫画だなと思いました今更ですけれども。浄化された。研磨の話ばっかりみてますけど、それこそ100%じゃないと翔陽にはトスださないでしょ影山は、とある意味影山の可能性を信じていなかった(勇気といわれていましたね)研磨にたいして影山がトスをだしたことで翔陽が復活するのもチームの積み立ててきた歴史でしたからね、素敵でした。

kfushikian.hatenablog.com

4年前も似たようなこと言ってるわ