オレンディアは自らを神に愛された存在としながらも、そして救い(=死)を求める人にそれを与えながらも、なお神というものを騙らねばならなかった。
しかし正しく聖女であったと。そのきっかけがアレだとしたらなんだか。
神をすがるのは、認めてもらいたいから。でも、神なんて遠すぎて。
だからオレンディアに。
希望と絶望が、結局のところ最後に残る原始的な感情なのかしら。
象徴とはなんだろう。それが結局なんの力も持たずとも、希望への道しるべになるのだろうか。
ドーンは希望になった。
グラーシカは自分が象徴たる存在であることも、そう生きることも覚悟したがそれでも、生身のお互いを愛した。
ミューカレウスは…ふ、萌える萌える(え)もう弟属性が最後まで炸裂ですよこの子。
オレンディアの死を知らなかったギアスですが、それもきっとタイアスのお導きということにしておきましょう。(いや、作者のお導き)。
ギアスがこだわった海軍。国。それはきっとドーンへの義だったのではないでしょうか。あの家はそういった家でした。そう考えるとオレンディアの行動も、そこから来てるんですね。(あの海アホがまさかこんなところで思い返されるとは)
「小説の才能がないとわかったからだ」
そんなの20年も前からみんなわかってました。
ごめんランジー、私も(byオレンディア)
トルハーン、あれだけ三角比が苦手だったのに。それすら克服してたら結構萌えます。ギアスのために!
ザカールの血というか。戦いを欲する人間。静かに腐っていくことに恐怖を覚えるような。仲間を犠牲にしても、愚かだとわかっていても。(でもソードは殺すには惜しかったぜ…。誰もいなくなる恐怖をこの上なくあらわしたな)
あーもうそれで次がギアスですからね。もうもうもう。男ってのは!ヴィクトールとユージンか。
トルハーンにとっては、犠牲にしたものはこのうえない喜びであるはずの戦いであったと。(ん。でもザカールと契約してなかったらここまで戦いに執着もしなかったのか?)
グラーシカはなんだかコーネリアのようでした。期待や、それが過ぎた希望というものをしっかり理解していた。王族のつとめを理解していて、たしかに正しいのだろうが、でもなんだかやりきれない。個人的には彼女は、火で踊るひとでした。
思想の奴隷になりさがる。
ロイに告げられたドーンのこの言葉は、結構な恐怖です。いつかきっと、そうなりそうで。
だからおまえらもヴィ(ry
「僕の神のごとき横顔に何千回目かのときめきを覚えましたか」
「ええまあそんな感じです」
「あなたもだいぶなげやりになってきましたねカリエ」
アルガとの懇親の…合いによってイーダルがますますいい性格になりました。嬉しい限り。
最後にトルハーンが生きていてなによりというべきか、それとも。
相変わらずアホな感じの裏側になにか、いいしれぬ虚風が吹いている感じでしょうか。