E’S

 

E’S 16 (Gファンタジーコミックス)

E’S 16 (Gファンタジーコミックス)

 

ついこの間行ってきた卒業旅行で、「E'S終わってるよ?」という言葉を受けたので、読んでみました。

ちょw16巻だけやたら長いww

 

何がショックだったって、一番の懸念要素であった一美さんが曳士に殺される(って言い方は語弊があるかもしれんけど、でも戒との戦いの前にそうしなきゃ彼はいけなかったんじゃないかしらね)展開ですよ!あああわかっていたけどそれでも一美ちゃんは曳士の傍にいてあげてほしかった!

…まああのラストで?と言われたら微妙ですね。

それでもあの目が美しいと思ったんです。と。これよく考えたら曳士と一美と直隅って心中にならん?なにそれそのメンバーでこれからも一緒にいる(死後の世界的な意味な)とかちょっと萌えるんですけど。

 

そして次に愛していたのは勇基ちゃん。ええっとあのなんでも出来る勇基ちゃんがあれだけ不器用になっていたとしても、勇基ちゃんが勇基ちゃんである限り私はついて行きます。

というか勇基ちゃんは「誰もを救う教皇になる」ということを結果的にしてたわけですね。

あの、明日香が精神感応力で皆に伝えた「自分の足で這いずってでも生きろ」というメッセージ。

勇基ちゃんが主人公だっていいですよ私は。勇基ちゃん大好き。

あくまで彼は、皆のために行動したんです。脱出のための騒動をおこした場所でたまたま直隅と出会ったわけですが、それでも彼はアシュラムに敵対するという意思が最初っからあったというよりは、皆生きろって言いたかっただけだと思う。

そしていつのまにかマリアとらぶらぶってますね。勇基ちゃんはなんだかんだと悩むと思いますが、それでも頑張って生きていける人です。大好きだ!

 

神露と神龍の双子ちゃん。神露も神龍も結局好きな人が出来たって(戒と一美)、お互いが自分よりも大事だった。

神龍と戒は似ているところがあって、また神龍は放浪の旅に出てしまったわけだけれど、彼にも、戒が明日香を見つけたように、いい人に見つけてもらえるといいなと思います。

神露の想いも護っているわけだしね。

 

曳士さんってなんか邑貴さんに似てる?作られた存在であるところとかかしら。

光流ちゃんは…えーっとつまり?あ?なんかよくわからんけど二人の変な兄貴をもって大変ですね?(本当によくわかってない)

どっちにしろ悪いのは恵さんにあれこれした鷺宮さんです。光流を殺してって言いたくもなるわ。

そして曳士さんは光流も戒も大事に思ってたんだろうなあ一応。心中相手の2人と合わせると4人しかいませんよ!曳士にとっての、自分が死んだら相手も死んでしまうから、な人を自分の手で殺すのは、だからって最後の瞬間まで生かしてあげればとかそこで神露が助かる道を神龍に送ってあげればとか思うのですが、まあいいよ。おまえ不器用だもんな所詮。

 

どっちかって言うとシェリーはシェリーだなあと。ゴッドチャイルドの梟さん。

立ち上がれない者だっているんだ。そういうやつらはどうしたらいい。と。

真理だと思う。そういう人たちを置き去りにして、世界は進んでいくのだな。

 

あ、あと陸生とバド。個人的に大好き(ツラが)なので、生きててよかったぜ。つか勇基ちゃんの仕事仲間って皆格好いいよね。

ジュマも海洋を綺麗にするとか、まあ頑張ってくださいジュマならきっと出来る☆

ひとでを釣る戒君はお仕事どうしたんですかww完全にやってることがニートですよ。まあ戒君は自分のお話にケリをつけるために戦ったんだし、勇基ちゃんは皆を護るために戦った。うん、いいコンビじゃないですか。

破壊だの創造だの再生だの、中二病くささ全開っぷりがなんともでしたが、それでもこれはこれでよかったと思います。半分以上難しくてわけわからんかったけどな!