西遊記 だか最遊記の話だか

いやさ、中学の時(だった気がするけど)に西遊記読んだことがありましてね。当然のように最遊記から入ったものだから「お師匠様」とか悟空が三蔵に話しかけてるの見て大爆笑した。
八戒も豚だしさあ。なんかメシ食いまくってるし女にふらふらするし、最遊記八戒が見たら憤死するんでは。
でも女で身を滅ぼした(語弊がある)ところは一緒なのかもしれない。

花喃ちゃんは「執念の聖母」とか言われてましたけど原作者様に。
あれ割となかなかいい性格しているよね。
悟能を待って、花喃ちゃんももうおかしくなってたのかもしれない。だから「許されるなら花喃、もう少しだけ自分のために生きてみたい」っていう八戒のは、花喃を奪ったある意味世界への復讐に近いことをしでかしたわけだけど、自分のために、花喃のことを思い出さずに、生きてもいいですかということなんでしょう。
花喃ちゃんは悟能がきたらその目の前で死ぬことが最終目標になってたわけじゃないかなあ。悟能がきてくれると思ってでも死にたくて、だからそこまでって、決めてたんではないでしょうか。
彼女の人生の中でのリアルが悟能と一緒でしか刻めなかったのなら。
人生のラストもそこでいいのではないでしょうかね。
まあ花喃最強説もありましたけど。

八戒の性格は無印で、というより清一色とどうのこうのしていたときにはもうちょっと儚げ美人だったのにいつの間にこんなイイ性格に。。。
俺たちはこの黄金の下に集った。ってところが好き。
三蔵に救われてる話が積み重なってきたところでカミサマ編で三蔵を皆でフォローしているところとかRELOADで三蔵を救いだすところとかがくると泣けるよ!
三蔵も悟空もお互いの太陽だもんね…膝枕ナチュラルにしてるからね。
八戒は作者様も段々CV石田彰に影響されてるところはあると思う。なんつーか、石田さんのような性格になってきてる八戒が。
一番ぶっ壊れてるのは八戒ですからね。一番トラウマってるのが三蔵だとしたら。
悟空は成長しかないよね尊い。悟空の暴走とか最終兵器だからそこから物語が生まれてたけど無印では、だけどRELOADになってからはあまりないな。

また西遊記の話に戻りますけど、二郎真君が悟空をやっつける最初のシーンとか二郎真君強すぎて私小躍りしたからね。いや封神でのよーぜんなわけでしょ二郎様。わんちゃん連れてるしさ。
それで三蔵が「きれいな」三蔵で、金髪破壊僧のイメージありすぎるともう爆笑しかないわけです。
三蔵様がキーパーソンな割によく拉致られるし(これは漫画も)、よく泣くし(泣くんですよ三蔵様…!!!!)、そして挙句にはDT。いやわかってるのよ?三蔵様ってたぶん漫画でもDTだしってか曲がりなりにも僧侶だからDTのはずじゃん?一生そうじゃん?
三蔵様色仕掛けされまくってるからな。そして清浄さがうんぬんとか言われてるけどな。
お前が食う方なのに清浄さ問題あるのかよ!!!!!!ってなるからね。
あと妊娠したこともあった気がする…なによさすが中国4000年の歴史を誇るわ。腐女子の先取り具合も相当ですね。
西遊記は完全に悟空×三蔵だからなあ。ひ弱美形受けと男前攻め。

 

西遊記〈1〉 (岩波文庫)

西遊記〈1〉 (岩波文庫)