黒執事 緑の魔女編

女王様はいい加減シエルを好き放題にするのをやめたほうがいいのではないでしょうかね。
なにが「つれてきてよね」だ。

坊ちゃん抱えたまま飛び出す使用人たちの愛が美しい。
さすがの田中さん。田中さんがもっともっとしっかりしていればシエルはもっと純粋でいられた…のではないでしょうかと言いたくなる…。
弾切るとかお前は五右衛門かい。
使用人たち好きです。

最初「美しくなければ生きている意味がない」とでも言いたげに以前のシエルが出てきたときには本当にどうしようかと思いましたが。
(なんで出て来たんだろう?)(以前顔のことでなんかあったんですか?)
ちょっとの物音でもおびえるシエルぼっちゃんはなかなかかわいかったですが(受け的な意味で)、まあそんなシエルを萌える以外では許容できないですよね。主に悪魔さんが。
正直どんな理由つけてもシエルが悪魔を召喚し神を信じなくなったのは自分のためなので、それを自覚できてよかったのではないでしょうか。
いやしかしこのシエル、可愛かったな。昔はこんな子だったのに、それでも自分が許せなかった。踏みつけられる自分が許せなかったから、僕は悪魔を召喚する道を選んだんだ。 
というか彼の中にいる二人のうちどちらかが、かつてのシエルってことだったの…かな??
シエルは双子ちゃん説濃厚になってきたな。
前も言ったように、かつての以前のシエル坊ちゃん→現在のシエルになったところで、今のシエルがシエルとして頑張って生きている姿と、契約を果たしてから死んでしまう(魂さえ食われて)、ということすら知っている不安定さが魅力なので、以前のシエルがどうであろうと(二重人格だろうと)(赤司か)(双子だろうと)まあいいんですけどね。所詮死んじゃった人だし。

と思ってた時代が私にもありました。。
(いやまじで葬儀屋さんどうしてん)
でも帰ってきて今まで頑張って悪魔を執事としているのは今のシエルなんだからいいじゃん。

最悪のモーニングコールってまあ…だよね…。この時の塵屑でも見るかのような上からの蔑みの目線が最高にSでゾクゾクいたしました。
どう考えても悪魔さんはMではないでしょうか。蔑まれるのが好きなんでしょう?

まるでハリポタのように、親父の代の友人が出てきますね。
シエル父の性悪さが段々光りつつあります。ラスボスシエル父だったらどうしよう。
いやもうほんと、あの父ほんとにニコニコ笑いながら人に迷惑かけることに違和感覚えない人種ですよ。

あとドイツも出てきて、イギたんとはまた戦う歴史になりそうですね。本当に黄昏の楽園といい天愛といい、第一次世界大戦前のドイツ、というかプロイセンの嫌われっぷりは異常。
そんなプロイセン大好きな青蛇とか伊藤とか大久保さんとか
枢軸国だよねえほんとにさ!!
(でもなんで軸だと思うの?ドイツとイタリアたんで世の中回ってるからだよ!っていうことだって知った時には衝撃をおさえられなかった。アジアなんて所詮そんな扱いなんや)

 

黒執事(20) (Gファンタジーコミックス)

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  • 作者:枢やな
  • 発売日: 2014/12/27
  • メディア: コミック